東日本大震災から6カ月。被災地の状況は「集」から「個」へ、「物資支援」から「就労支援・メンタルケア」などへと、そのフェーズは日々変化しています。ふんばろう宮城支部は第3回ミーティングを19日、河北新報社(仙台市青葉区五橋)の会議室で開催しました。
はじめてミーティングに参加された方も多く、50人を超す支援者、関係者が集まりました。詳細については後日再掲します。
はじめに、宮城支部・小関勝也支部長の開会挨拶、マネージメントチームの中田幸介さんからふんばろうの組織概要と取り組んでいるプロジェクトの説明がありました。その後、代表の西條剛央さんと三浦保志さん(南三陸・さかなのみうら社長)による「被災地支援の課題と今後」と題したトークセッションが行われました。
三浦さんは「最近は行き詰まり感もある。当初は、ボランティアの人数が少なく支援物資が多く寄せられた時もあったが、いまは人も物資も少なくなり、うまく回ってないと感じている。最終的にはみんなを助けたいという気持ちが人を動かす。これから物資は少なくなるので、プレゼントという意味合いになっていくのだろうと思う」と現地の声を語っていただきました。西條さんは「行政がもっと動いてくれれば僕はやらなかった。困っている人へさまざまなカタチの支援に取り組んでいく。自立支援を最終的な目的としながら、収入がない被災者には物資支援の継続も必要だと感じている。仮設住宅(集会所)へのPC設置によって、コンビニしかない被災地でもネットショッピング等が行えるようになったり、スカイプ等の機器を使った健康面の支援、コミュニケーションも図れる」と被災者の自立に向けた支援策について考えを示しました。
このほか、子どもたちの学習支援や他の団体との連携などについても議論されました。
被災地の前線部隊となる宮城支部では、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。お手伝いいただくことは山ほどありますが、ボランティア活動に無理は禁物。また、ご自身の生活基盤が安定していなければ長続きしないものです。自分が出来ることを無理なく、そして長く続けていただける方のエントリーをお待ちしています。(こせきかつや)
はじめてミーティングに参加された方も多く、50人を超す支援者、関係者が集まりました。詳細については後日再掲します。
はじめに、宮城支部・小関勝也支部長の開会挨拶、マネージメントチームの中田幸介さんからふんばろうの組織概要と取り組んでいるプロジェクトの説明がありました。その後、代表の西條剛央さんと三浦保志さん(南三陸・さかなのみうら社長)による「被災地支援の課題と今後」と題したトークセッションが行われました。
三浦さんは「最近は行き詰まり感もある。当初は、ボランティアの人数が少なく支援物資が多く寄せられた時もあったが、いまは人も物資も少なくなり、うまく回ってないと感じている。最終的にはみんなを助けたいという気持ちが人を動かす。これから物資は少なくなるので、プレゼントという意味合いになっていくのだろうと思う」と現地の声を語っていただきました。西條さんは「行政がもっと動いてくれれば僕はやらなかった。困っている人へさまざまなカタチの支援に取り組んでいく。自立支援を最終的な目的としながら、収入がない被災者には物資支援の継続も必要だと感じている。仮設住宅(集会所)へのPC設置によって、コンビニしかない被災地でもネットショッピング等が行えるようになったり、スカイプ等の機器を使った健康面の支援、コミュニケーションも図れる」と被災者の自立に向けた支援策について考えを示しました。
このほか、子どもたちの学習支援や他の団体との連携などについても議論されました。
被災地の前線部隊となる宮城支部では、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。お手伝いいただくことは山ほどありますが、ボランティア活動に無理は禁物。また、ご自身の生活基盤が安定していなければ長続きしないものです。自分が出来ることを無理なく、そして長く続けていただける方のエントリーをお待ちしています。(こせきかつや)