夏休み明けの3連休初日となった13日、名取市文化会館で開催された「東日本大震災復興祈念ジョイントコンサート・青山学院大学管弦楽団×宮城教育大学交響楽団」のお手伝いをしてきました。手伝いといっても演奏するわけではなく、名取市内に7ヵ所ある仮設住宅に住む「自家用車などを有していない高齢者」をコンサート会場まで送迎するのが今回のミッション。
ひょんなことから人はつながり、話は進むものだとあらためて感じました。
今回、お手伝いすることになったきっかけは青山学院大学出身の知人(同校学友会の役員をしている)から、「新聞の取材依頼」の相談を受けたところから始まりました。これまでも青山学院では震災ボランティアの活動を宮城県内で継続的に行っていて、学生たちが特に復旧が遅れていると感じている名取市内でコンサートを催し、被災された方に元気になってもらいたいというのが趣旨とのこと。さっそく知己の記者へ連絡を入れました。
▽宮教大と青学大が復興祈念合同演奏会 13日(河北新報 9月1日付)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140901_15021.html
一方の学生たち復興支援の募金活動を展開しながら、夏休みを利用して名取市内の仮設住宅や市役所などをまわってコンサートのチラシを配り、「ぜひ会場へ来てください」と呼びかけました。話を聞いてくれた高齢の方へ招待券を手渡すと「行きたいのだけれど足がなくてねぇ」とため息まじりの返答が多く、どうしたものかと悩んでいたそうです。「来てもらいたい人が来られないなんて…」。
そんな悩みを共有されていた青山学院学友会の方や「名取復興支援センターひより」などを通じて、「送迎のお手伝いができないか」という話がふんばろう宮城プロジェクトへ来たのでした。
メンバーの自家用車で送迎しようかと考えましたが、何かあった時のことを考えると「プロに任せた方がよい」と判断。名取市内を拠点にしているミナトタクシーへ依頼することになりました。7ヵ所の仮設住宅から参加者の数、効率的なルートなどを打ち合わせし、送迎タクシーの代金をふんばろうから支援させていただきました。
筆者は会場へ到着するタクシーを確認し、被災された方々を受付へ案内するだけでコンサートは聴けなかったのですが、参加されたふんばろう宮城メンバーのHさん(トランぺッター)によると「なかなかイイ演奏で感動した」とFBでつぶやいていました。参加された方々も充実した時間を過ごされたことと思います。
学生たちはコンサートの前後に閖上地区を訪れ、閖上中学校やゆりあげ港朝市などを視察。3年半が経った被災地の道のりを感じたことと思います。ふんばろう宮城プロジェクトでは「できること」を背伸びせずに続けていこうと思います。(こせきかつや)
ひょんなことから人はつながり、話は進むものだとあらためて感じました。
今回、お手伝いすることになったきっかけは青山学院大学出身の知人(同校学友会の役員をしている)から、「新聞の取材依頼」の相談を受けたところから始まりました。これまでも青山学院では震災ボランティアの活動を宮城県内で継続的に行っていて、学生たちが特に復旧が遅れていると感じている名取市内でコンサートを催し、被災された方に元気になってもらいたいというのが趣旨とのこと。さっそく知己の記者へ連絡を入れました。
▽宮教大と青学大が復興祈念合同演奏会 13日(河北新報 9月1日付)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140901_15021.html
一方の学生たち復興支援の募金活動を展開しながら、夏休みを利用して名取市内の仮設住宅や市役所などをまわってコンサートのチラシを配り、「ぜひ会場へ来てください」と呼びかけました。話を聞いてくれた高齢の方へ招待券を手渡すと「行きたいのだけれど足がなくてねぇ」とため息まじりの返答が多く、どうしたものかと悩んでいたそうです。「来てもらいたい人が来られないなんて…」。


そんな悩みを共有されていた青山学院学友会の方や「名取復興支援センターひより」などを通じて、「送迎のお手伝いができないか」という話がふんばろう宮城プロジェクトへ来たのでした。
メンバーの自家用車で送迎しようかと考えましたが、何かあった時のことを考えると「プロに任せた方がよい」と判断。名取市内を拠点にしているミナトタクシーへ依頼することになりました。7ヵ所の仮設住宅から参加者の数、効率的なルートなどを打ち合わせし、送迎タクシーの代金をふんばろうから支援させていただきました。


筆者は会場へ到着するタクシーを確認し、被災された方々を受付へ案内するだけでコンサートは聴けなかったのですが、参加されたふんばろう宮城メンバーのHさん(トランぺッター)によると「なかなかイイ演奏で感動した」とFBでつぶやいていました。参加された方々も充実した時間を過ごされたことと思います。

学生たちはコンサートの前後に閖上地区を訪れ、閖上中学校やゆりあげ港朝市などを視察。3年半が経った被災地の道のりを感じたことと思います。ふんばろう宮城プロジェクトでは「できること」を背伸びせずに続けていこうと思います。(こせきかつや)
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