ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

船越小学校にある漁師さんの作業場づくりのお手伝い

2011-12-05 03:10:23 | 活動報告
 東日本大震災以降、児童たちの声が響かなくなった校舎を数多く見てきました。廃校になるのかどうなのか…。沿岸部で津波の被害を受けた鉄骨造りの公共施設ほど、ほとんど手が加えられていない状況です。石巻市立船越小学校(石巻市雄勝町)もそのひとつです。

 3カ月ぶりに雄勝町へ行ってきました。宮城県内を中心に震災で津波の被害を受けた地域を数多く回っていますが、雄勝町はがれき撤去などのペースが「ほかと比べて遅い」という印象を持ちました。同町の被災者の多くが石巻市にあるほかのエリアの仮設住宅へ移った方が多く、人口がめっきり減ってしまったことも要因なのかもしれませんが、いまだにバスが建物の屋根の上に置かれたままになっています。

 今回は、ボランティア団体「絆ジャパン」の代表を務める笠原正好さん(長野県)から、「漁師さんたちが船越小学校のスペースを作業場として使っているが、まったく手が加えられていないのでその場所(体育館下)へ風除けと、休憩スペースを作るので手伝ってほしい」との呼びかけに応えたものです。

※左から平林さん、小口さん、小澤さん、笠原さん
 3日は雨と寒さに悩まされ、4日は強風で思うように作業が進まなかったのですが、長野から来られた笠原さん、小澤さん、小口さん(彼は元長野日報に勤めてた方)、ふんばろうでも活動している平林克英さん(東京)のふんばりによって、おおむね風除けと休憩室の木枠・ビニール張り付けは完了しました。(私は4日のみのお手伝いでした)

 作業の進捗をのぞきにくる漁師さんたちから「ご苦労さん!」と声をかけられ、新巻鮭のお土産までいただきました。ありがとうございます。
 みっちり5時間の作業でしたが、まだ被災地では冬支度に追われています。漁業復興へのご支援を引き続き、よろしくお願いします。(こせきかつや)

▽南三陸わかめ漁業支援http://www.kauloco.com/ecwish/products/detail.php?product_id=11&PHPSESSID=aae0192cf23489ed56b9fe394b21a579


最新の画像もっと見る

コメントを投稿