ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

「どうもありがとう!助かるわ」 その言葉がボランティアのエネルギー

2011-07-18 22:18:28 | 活動報告
 きのうはデンコードーさんから寄贈された扇風機のうち、350台を避難所へ発送しました。約200台分は輸送会社へ依頼(宅配料はふんばろうの支援サイトで募った寄付から出金)、150台は仙台市在住のボランティア5人で直接届けました。東松島市に南三陸町、そして石巻市へと最後の避難所への搬入を終えたのが午後8時をまわっていました。もうヘトヘト…。
 

 でも避難所や仮設住宅をまわっていると、逆に避難者から元気をもらいます。疲労困ぱいでさえない顔をしていることを察してか、缶ジュースなどを差し入れていただき、「どうもありがとう!助かるわ」と言われるとこちらも気合が入ります。早く次の避難所へと思うのですが、いろいろと話しこんでしまい…。街灯がまだ復旧していない石巻市渡波地区ではどこが道路かわからず道に迷い…。あぁ時間が足りない。

 支援のあり方はさまざまです。支援者や支援団体の最終的な到達点は、被災者が自立した生活を送れるようになることです。でも現状はまだその段階に入っていないというのが、この3カ月間で被災地をまわっての率直な感想です。皆さまのご支援をよろしくお願いします。(こせきかつや) 

※鹿妻南地区の西村さんご夫婦と一緒に

ふんばろう東日本支援プロジェクト公式サイト
http://fumbaro.org/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿