『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

やはり気になるテレビやラジオへ出演する人たちの言葉遣い

2020-04-16 08:25:36 | 喜怒哀楽をポジティブに
過日(4月6日)は言語学者でもない私が浅薄な知識で少し偉そうに
言葉の誤用について書いてしまったが・・・
そして今日もまたその反省(?)もせず、独自の持論で多くの人たちの
同意を得たいと思っているが果たして賛同していただけるだろうか?

私はテレビ、ラジオなどに出る人たちの言葉遣いにも敏感に反応する。
アナウンサーはもちろん、歌手が歌うときや出演者がインタビューを
受ける時の話し方についても大げさに言えば全く無用な反応を・・・

それは会話や歌の発生時に『鼻濁音』であるべきところをはっきりとした
『濁音』で聞こえたときに神経がいらだつ感覚なのである。
例えば「学校=がっこう」の「が」と「小学校=しょうがっこう」の「が」が
区別できずいずれも「が」と発音してしまうような場合でこれは若い人たちに
限らずある程度の年齢に達している人たちにも見受けられる。

これは若い人の中に鼻濁音ができない層が増えているという説があり、
その理由としては「が」と「が」の区別を書き表わす方法が一般の表記に
ないということも取り上げられている。
文字として表す場合は濁音は「ガ」、鼻濁音は「カ゜」として半濁点で表記
することになっているが目で見て違いがなければ同じ「ガ」でいいじゃないか・・・
と言う説には賛成できない。

特にアナウンサーが鼻濁音を使わないような場合には容赦なく抗議の
メールを送ったりする私にも多少の問題はあると思うが、正しいことは
正しく・・・というのが日本人の基本であるはず。
(間違ったことを堂々と正しいとする政治家に追従してはならないのである)

この鼻濁音が使われず、何でも濁音・・・という現象が広がったもう一つの
理由として私は一部(だけではないかも)の歌手にその原因があると思う。
年齢層の高い歌手やシンガーソングライターの大部分は正しく鼻濁音で
歌っているが、ヒットソングを送り出した歌手の中には「鼻濁音」を使うべき
箇所もすべて「濁音」で歌っている人があまりにも多いことに気づいた。

確かに「濁音」で強調することによる感情表現や詩のもつ効果などを
表したいのかもしれないが私にとっては耳障り以外のなにものでもない。

もちろんその歌手そのものを否定するのではなく、支持する人たちの
気持ちも十分理解しているつもりだが・・・・
私がNHKの紅白歌合戦を見なくなったのも朝ドラを見なくなったのも
この「鼻濁音」を使わないことへの反発からなのだ。

この自分勝手でわがままな思いの詳しい訳は明日の記事で紹介することとし、
もうひとつ「いちゃもんコーナー」を設けてみよう。
それはやはりテレビやラジオから聞こえる出演者達の『語尾上げ』である。
いつの頃から始まったものなのか・・・質問するわけでもないのに必ず語尾を
上げて話す人たちが少なくないのも残念なことだと思う。

テレビ、ラジオに出演の60代、70代の評論家達の中にも語尾上げを
連発する人がいて、あるとき司会者が本人に向かい直接言った言葉が
『○○さん、語尾上げを止めてほしい・・と言う声がたくさん届いていますので
申し訳ありませんが視聴者のために止めていただけませんか』というもの。

そのとき私は彼の身に不利益になるかもしれないのに『よくぞ言った!』と
その司会者を改めて尊敬するような気持ちになったことをよく覚えている。

言葉も、その使い方も、話し方も何となくわかればいい・・・という風潮が
広まっていくことが時流に乗るなどと勘違いされるようなことがないよう
小さな声でも上げ続けていきたいと思う。

コメント
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