『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

入浴中にふと思い出したことが・・・

2021-11-22 16:37:57 | 喜怒哀楽をポジティブに
私の入浴時のルーティーンは浴室やキッチンの壁に設置の
リモコンから『お風呂が沸きました』という音声メッセージが
聞こえた後に、先ず洗面所の壁に設置の「浴室換気乾燥暖房器」の
コントローラーで浴室内の換気扇(24時間設定)を消し、すぐに
浴室内の暖房のスイッチを入れ(夏でも)浴室内を充分温めること
にし、浴室内が暖かくなってから浴室へ入ることにしている。

そしてまず暖かいシャワーを全身にかけた後、おもむろに
全身を洗い始めるころには浴室も暖かくなっているのでゆっくりと
全身を洗いつづけ、終わると浴槽へ・・・そして湯船の中では
10~12分ほど首までゆっくりとつかり、「つれづれなるまま」では
ないが「心にうつりゆくよしなしごと」を思うことにしている。

昨夕も一日中何かと活躍した手をお湯の中から出して暖まった手の甲を
見ると、いくつもの小さなシミが・・・ま、当然、歳相応の変化の
表れだと思えば驚くこともないし、近年、顔やツルツルの頭(スキンヘッド)
にシミが増えてきているので手の甲にできたからといって慌てふためく
ことなど全くないのだ・・・

浴室内の時計を見ると10分が過ぎていたので立ち上がり、
浴槽の縁に腰かけて体の他の部分を見てみた。
わき腹から腹部にかけても小さなシミが点々とある。
今まで自分の体をそのように見たことがなかったので知らぬ間に
出来ていたシミに『これも長い間頑張ってきた証だ』と、
どうでもいい納得をし、湯船のお湯を掌に汲んでピチャピチャと
小さなシミの部分にかけたときにふと、思い出したことがあった。

9年前の誕生日の日を選んでおこなった胆のうを全摘出するための
「腹腔鏡手術」をした痕(あと)はどうなっているのだろうと思い、
このあたりだったかな?と腹部を探してもすぐには見つからなかった。
それはその時の傷跡が年々小さくなり、その色も体にできたシミと
同じ色だったからなのだ。

最初にわかったのは臍(へそ)のすぐ近くのものだったが
それも臍の窪みの部分だったので押し広げるようにしてようやく(?)
見つかった。
確か手術の穴(傷跡)は4つだった筈だが・・・と思いながら
あと3か所ある筈だと左右の脇腹に目を遣ると・・・
米粒位のシミが点々とする中にシミと同じようなものがあった。
左脇腹のものは米粒ぐらいでシミか腹腔鏡手術の痕か判別し
難かったが右側の2ヵ所は『おそらくこれがそうだな・・』と
思えるご飯粒ぐらいの細長い形のものだった。

術後、しばらくの間は傷口も赤みを帯びていて小さいとはいえ、
それなりにわかったがいつのころからか気にすることも
見ることもなかったのでいつごろから今のようになったのかは
わからない。

ようやく見つかった傷跡が愛おしくなり、もう一度湯船に
首までつかり、あと5分入ることにした。
そして今更ながらあの時の手術の成功に喜びと感謝を・・・
私が胆嚢の全摘出手術をしたころはすでに腹腔鏡手術の技術も
かなり進んでいたようだが、その前後に群馬大学病院での
8件の死亡事故などもあった。

一般的な開腹手術と腹腔鏡手術それぞれのメリット、デメリットを
それほど詳しく比較検討したわけではなかったが、開腹手術よりも
難易度が高く、合併症の可能性も高く、手術の時間も長い腹腔鏡手術を
選んだのは傷口が小さいので退院までの日数も短く、仕事への復帰が
早いから・・・という理由だった。

病院からは折角の誕生日を祝うためじゃなく、手術をすることを
選んだことについての確認・・・があったが私は成功しても
万が一失敗しても「70歳の誕生日」ならば絶対に忘れることも
ないし、成功すれば毎年必ず「健康に感謝する日」として確認できるし、
小さな記念日となるので絶対にその日にしてほしいと頼んだのである。
(もちろん、万が一などということはない・・と信じていたが)

術後は合併症や健康被害もなく順調に回復し、ややもすると自分の
健康を過信することもあり、食事についての注意を怠ったりすると、
遊びに来た孫娘から『じじは胆嚢がないんだからねっ、注意しないとねっ』
と叱られたこともいい結果に結び付いているのかもしれない。

あれからまもなく10年・・・日々健康でいられることに今日も明日も
感謝をして生きようと思う。






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5 コメント

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腹腔鏡手術だったのですね (けんすけ)
2021-11-23 18:00:11
今晩は~
久しぶりに街へ行き先ほど戻ってまいりましたが
私の場合は胆嚢癌の疑いで7年前に開腹手術でしたね
医師に腹腔鏡手術で出来ないのですか?と尋ねましたら私の場合は肝臓や胆管等の状態が分からないのでもし癌と判明したら再度手術しなくてもならないから始めから開腹手術でしますと言われましてね
みぞおちから右下腹部まで約30センチの傷跡がありますよ
まぁ結果は何処へも転移しておらず、5年間の検査の結果完治として終わりました
勲章とは言えませんが身体中傷だらけですね
しかし気持ち良さそうな入浴ですね
私は面倒くさがりで昔からシャワーだけです
湯舟に浸かっているのが辛いのです
面倒でね~まぁ変わり者かもしれません(笑)
返信する
さらなる勇気と活力が漲ることでしょうね。 (fumiel-shima)
2021-11-23 14:15:46
さくらさん、こんにちは。

お忙しい中、立ち寄っていただき、嬉しいコメントをありがとうございます。

手術の爲とはいえ、「横一文字」「縦一文字」という言葉にはさくらさんらしい潔さが感じられますね。、
私のとは比べものにならない大きな痕はまさに「天からいただいた勲章」という言葉がぴったりだと思います。
傷痕を見るたびにさらなる勇気と活力が漲ることでしょうね。
返信する
Unknown (さくら♪)
2021-11-23 02:02:42
shimaさん、こんばんは。
丁寧な描写に、ご入浴の情景が目に見えるようです。
胆のうの手術を経験しておられるのですね。私の場合は、胸に横一文字に20㌢、おへそを避けつつ恥骨まで縦一文字にやはり20㌢。いずれもを「天からいただいた勲章」と自認し、おっしゃるように傷跡が愛おしくなります。
返信する
おっしゃるとおりですね。 (fumiel-shima)
2021-11-22 18:35:35
highdyさん、こんばんは。

私も時々ふと我に返ったように「感謝の気持ち」に気づき、反省と感謝の再認識をすることがあります。

本当に「悪代官」や「悪徳商人」が多いうえにそれを見習う人たちも後を絶たないようですね。
感謝の気持ちが正義にもつながることをみんなで確認したいくらいですね。
返信する
感謝をすることは多いですね。 (highdy)
2021-11-22 18:12:06
私達はややもすると、感謝を忘れがちです。
医学技術の進歩も、これまで健康でおれたことなど、私たちは日常生活で感謝すべきことは沢山あります。
なにもかもそれが当然の如く生活をしていますが、本当はじっくり考えて有難さを忘れない感謝の気持ちが大切だと思います。
世の中に悪いことを平気でする人がいますが、感謝の気持ちが無い人のすることですね。
返信する

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