今日から3日間、ほぼ全国的にいい天気に恵まれるようで、
ここ埼玉も朝から気持ちよく晴れて微かな風の中で陽射しの
ぬくもりが感じられることが何故かおおきな幸せのような気がする。
マンションの向かい側の住宅街の道路のゴミ収集場所を二羽の
カラスが網を上手く掻い潜り、中のゴミを引っ張り出して荒し、
散乱したゴミを忙しそうにつついたり蹴散らかしたり・・・
人が近づいてもすぐには逃げようともせず、少し飛び退いては
また図々しく寄ってきて我が物顔で中身を物色している。
その側にムクドリが舞い降り、カラスの動きを気にするような仕草で
少し遠慮気味(?)に袋の中に顔を突っ込む姿がちょっとだけ
可愛く見えるのは横暴な(?)カラスと比較するからかもしれない。
単独行動のムクドリは、カラスのあの太く鋭い嘴で攻撃されたら
ひとたまりもない・・・とカラスを恐れて控え目に?・・・
ここでも力関係がはっきりしていることによって行動を制限される
ように見えるのは可愛そうでもあるが・・・
この住宅街にやってくるカラスたちはここが生活の範囲の一部
なのだろうか・・縄張りのようなものあるのだろうか?・・・
ユーラシア大陸から中国にかけて広い範囲に棲息するミヤマガラスが
越冬のために日本に飛来するのは西日本に多いようで、熊本などでは
大量の糞被害などの様子も報道されているが、近年は日本各地に
飛来しているようだ。
ごく最近の情報では南下のためのミヤマガラスが福島県、宮城県、
岩手県など東北各地の農耕地などに降り立ち、朝夕は市街地に出没し、
大きな被害をもたらしているという。
映像で見てもその数、数千羽が空を埋め尽くす様子は青空が黒く見える
くらいすさまじいもの・・・
夜は天敵のいない市街地に集結するのも頭がいいからなのだろうか。
夕焼けの中をねぐらに帰るカラスの情緒的で郷愁を誘う姿・・・
やはり生きるためになりふり構わず住宅街でゴミをあさるカラスの姿・・・
彼らはそう思わなくても結果的に大きな迷惑行為となる市街地での
集団行動・・・
私達が勝手に駆除できないカラスや他の害獣・・・
カラスに限らず私達の周辺にはハクビシン、アライグマや場所によっては
イノシシ、熊など本来、いないはずの生き物による被害もたくさんある。
それぞれがお互いに本来の生活圏を荒らしたり脅かしたりすることなく
共存できる環境が望ましいのだが・・・
それには智恵ある人間が自然破壊につながる開拓、開発をはじめ
合理化の名の下に行われる環境破壊などについても考え、本来あるべき
姿に少しでも近づけるようまず行動を起こさなければならないのでは
ないだろうか。
いつの頃からか自然形態が壊れて人間の生活圏内に本来なら人間を怖がり近づかない動物が入り込んで獣害と言われで駆除が始まります
彼らにとっては人間が害に違いありませんね
何とか共存出来る環境が有れば良いと願ってますよ。
けんすけさんと同じ思いでおります。
「人間が一番偉いんだ・・」という奢りがあるとしたら大変な間違い・・・小さな命の大切さに気づいてこそ人間だと思いますね。
害獣といわれるものたちも本来の居場所で生きられれば害獣にはならないはずですね。
大きな問題提起ですが、けんすけさんのおっしゃる通りですね。
「本来の住人は」という視点に立つと、少し解決策が見えてくる気がします。
なお、私のブログへ何時も心にしみるコメントを頂きありがとうございます。
東日本大震災により破壊しつくされたされた惨状を目の当たりにして、
「共にある」ことを密かに胸に刻んで参りました。
しかし、支援に向けて何ができたかを自らに問うときに、そのあまりの
卑小さに胸がふさぎます。
ただ、10年たった現在でも廃炉に向けて、その端緒にすら立てていない
イチエフの現状には、注視していく必要性を感じます。
「溢れ出る美しい言葉」と最大級のお褒めを頂きましたが、恐縮しています。
いつも、書きなぐりの状態でアップして、読み返すと恥ずかしい限りです。
そんな折、fumiel-shimaさんのコメントには、いつも励まされています。
fumiel-shimaさんの、的を射た真っすぐなコメントには学ばせて頂いています。
これからも宜しくお願い致します。
身にしみる、そして嬉しいコメントありがとうございます。
私自身被災地の方々や地域に思いを巡らすことはあっても非力で何もできませんが共に悲しみ励まし合いたいという気持と嘘偽りのない人生を過ごしてきたつもりです。
そんな思いを今からでも何か少しずつでも表現していきたいと思っています。
これもポエットMさんたちの記事から感じたことですのでこれからもよろしくお願いします。