食育マイスターのひとりごと

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2023-10-13 09:17:14 | 野菜ソムリエ
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実家の話⑮

2023-10-10 11:24:58 | 日常
実家に対しては色々と思うところがあったけど

それでも世間から、特にうちの田舎からみたら

私は第一子なのに、親を置いて家を出た子。

圧倒的に悪いのは私みたいな空気は昔から感じていた。

特に、田舎を出たことがない同級生からみると

きっと自由気ままに見えていたのだと思う。


なので、せめて、お盆には帰省するようにしていた。

8月13日は、うちの田舎にとって、特別な日。

わざわざ車で帰り、母を乗せてお墓参りに行けるように頑張っていたんだけど…

それが出来たのは子ども達が中学生まで。

さすがに高校生になってくると

みんなのスケジュールを合わせてというのが難しくなってくる。

ワンコもいたし

だから娘達だけ、お盆に合わせて帰省させたりもした。

母が一人でお墓参りに行かなくて済むように考えて。


当時高校生だった娘達のスケジュールを考えても

さすがに一緒に帰るのはきつかった7年前の6月

夫も家から仕事に通っていたこともあり

私だけ帰省することにした。

2泊3日にしようと思ったら

母は2泊3日では少ないと言い始め…しかも自分の休みに合わせて来いと言う。

まぁ何とか仕事を調整して、3泊4日で帰ることにした。
(ちなみに4泊5日は長いんだと)

で、帰省して初めて、うちの実家が県道拡張の為に工事が入ることを知った。

弟とは話していたみたいだけど、私は初耳。

弟は大切な?!跡取り。

対して私は嫁に行って名前も違うという事で

私が蚊帳の外というのは、今に始まったことじゃないから

まぁ気にはしなかったけど。


要は家を建て替えるということだけど

母はそれはそれはウキウキしていて。

新しい家に今ある昔の私の荷物を移動させてやってもいいというから

その3泊4日は、昔の私の荷物を片付けることに集中した。

1人で帰ったから車はなく

それは少し不満気だったけど

買い物を頼まれたら、歩いて買いに行ったりして。

新しい家に運んでほしい段ボールは大小合わせて7個。

それ以外に本の整理をしてネットで売ったりして。

本当は私と妹の部屋だったところにまとめて置いてあった洋服も整理したかったけど(もちろん、私のだけじゃない)

母がいずれフリーマーケットみたいなところに出したいっていうから

それはそのままにした。

その話は15年も前から聞いてた気がするけど。

自分の昔の物を整理出来たから、それはそれでスッキリしたけど。


そして、その後に家族で帰省できたのは、その3年後。今から4年前。

まだ家は新築出来ていない。

順番があるし、うちの作りが複雑で

多分、整理する区画の中で一番最後になるらしい。

子ども達は大学生で、二女は『でっかいどう』だし

なんとか頑張って予定合わせて帰省したんだけど

一泊二日(という短さ)なら、むしろ迷惑みたいな感じ。

それでもみんなでお墓参りに行った。


帰宅して晩ご飯の手伝いをしていた時に

炊飯器が変わっていることに気付いた。

母が使っていたのは、(多分)高額なやつで、

ご飯が本当に美味しく炊けるやつ。

でも、私達にご飯を炊いてくれたのは

明らかに安い炊飯器。

『あの炊飯器、壊れたの?いいやつだったのに?』と聞いたら

『みんなが来た時に使いたいから、しまってる!』

そこで初めて、母の言う『みんな』は

私達ではないことに気付いた。


子ども達が幼稚園の時に『みんなが来た時に無いと困る!』と言って

文句を言われたタオルケット。

よく『みんなが来た時』っていう『みんな』は

娘家族(私達)じゃなくて、自分の姉達が来た時という意味だった。


孫って子どもよりも可愛いっていう話をよく聞いていたけど

母にとっては、所詮、うちの娘達は『親不孝な私の』娘。

なんか、そこでガッカリした。


その時にもう一つ明らかになったのが

母は年末によくお餅を作っていたんだけど

昔使っていた餅つき機が壊れたというから

娘達が小さい頃に新しい餅つき機をプレゼントしたことがあった。

プレゼントした時に、試しにその機械でお餅をついたら

お餅大好きな娘達が喜んで。

それからは、年末に送ってくれたんだけど

ある年に『いつももち米をくれる人が今年はくれないから、もうお餅は送れない!』と言われ

それからはお餅を頼まなくなったんだけど

愛する弟には、自分でもち米を買って毎年年末に送っていたみたいで…

うちの娘達のためにもち米を買うお金ももったいないんだな…と

さらにがっかりした。


母に対する『がっかり』は

やっぱり、毎回、前回を超える。
コメント (2)
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