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選手や国民のことを全く「お・もっ・て・な・し」元総理・官僚の五輪組織委員会/東京五輪の危うさR6-1

2021年04月28日 | 東京五輪の危うさ
Oiympictp2 少数派シリーズ/東京オリンピックの危うさVOL.62
ROUND6 オリンピック精神を忘れた2020東京オリンピック編 1
選手や国民のことを全く「お・もっ・て・な・し」元総理・官僚の五輪組織委員会

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ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。記事は2015年10月、旧ブログに投稿したものです。アスリートファーストの尊重は微塵もなく、政治家・経済界・五輪関係者などは己の思惑・利益・保身のために、東京オリンピックの悪用が目に余ります。年月が経過しても、ブログにてその検証や事実を残しておく必要があると考えます。

さて次の2つのフレーズは、何のことだか分かりますか?「オリジナリティにあふれ、イノベーティブなコミュニケーションの構築を起点とする」 「史上最もイノベーティブで、世界にポディティブな改革を! 全員が自己ベスト、多様性と調和、未来への継承」。 最初が大会エンブレムの応募要項、2つめが大会ビジョンです。およそオリンピックやスポーツとは不釣り合い、またデザイナー、アスリートを奮起させるフレーズとは思えません。特に多様性と調和とは、嫌と言うほど使われてきた政策や地方のイベントの冠用語です。いかにも官僚が書いた、心が欠けた作文ですね。

どういうオリンピックにするのか、東京オリンピックの「理念」が打ち出されていません。象徴となる「大会スローガン」も、まだ発表なしです。順番でいえば大会ビジョンがあって、スローガンができて、それに基づいたエンブレムの作成です。つまりオリンピックやスポーツを理解している人が、組識委員会にはほとんどいないのです。本来なら競技団体のJOC(日本オリンピック委員会)が中心に、かつ若い感覚のリーダーが取り仕切るべきでしょう。解決できず責任逃れをする元政治家・過去官僚(完了?)ばかりの組識委員会では、少しも前に進みません。オリンピックを舐めていますね!

主役になるべき、肝心な選手や青少年、国民を置き去りどころか、全く「お・もっ・て・な・し」(思っていない・オヤジギャグ)。政府は招致前から、「東京オリンピックを好機と捉え、東京に限らず日本全体の活性化を目標に、世界で一番企業が活動しやすい国に」。都も石原都政の延長で、「東京大改造の起爆剤、超高層ビル群による1兆円大規模開発、環状道路や羽田空港の強化」が主目的です。オリンピックを利用した開発が目的で、主題の大会運営へは力が入らないのです。従って一連の騒動を起こし、他人事のような言動ばかりするのです。これでは、今後も失敗・失態が続くでしょう。

大会エンブレムは後号で説明しますが、エンブレムと新国立競技場の選定騒動には極めて似た共通点が存在します。(1)どちらも高いハードルを課した応募資格によって、応募対象者が限られた (2)度重なる不透明な修正を繰り返した (3)責任を取らず何も解決できない元政治家・官僚集団の閉鎖的な五輪組織委員会の体質です。元総理と元事務次官、役人上がりが骨格を為す組識委員会は、オリンピック感覚や運営センスもありません。政治家が行なう手で、都合が悪くなるとトカゲの尻尾切り(責任転嫁)です。

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