回転寿司の真相シリーズ180皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND11 鮨詰め話アレコレ!
11月22日は「回転寿司記念日」 11月1日は「全国すしの日」
創設者の誕生日より回転寿司をイメージさせる11.11か2.2が相応しい
皿図は、後日、貼り付けます
ここからは、「ROUND11/鮨詰め話アレコレ!」の連載です。「鮨詰め」とは、寿司を折り箱(折り詰め)に詰めるように、多くの人や物が狭い場所にぎっしり入っていることです。習慣的に「鮨」の字を使います。このように、このROUNDでは回転寿司に拘らず、寿司全般の話をぎっしり「鮨詰め」にしてお届け致します。
11月22日は、「回転寿司記念日」です。なぜか元禄寿司創設者・元会長、故・白石義昭氏の誕生日(1913・大正2年)からきています。回転寿司の始まりは、1958年(S33)4月、東大阪市の元禄寿司です。今となっては、具体的なスタートの日付は分からなかったのではないでしょうか。従って11月22日は回転寿司記念日と言っても、回転寿司の発祥と何ら関係がありません。記念日とは関係ありませんが日本回転寿司協会という組織があり、HP(下記リンク)を立ち上げていますのでご参照下さい。
数々の記念日は、実際に起きた日や製品の形状・語呂合わせが一般的です。これらを鑑み、投稿者として白石氏の誕生日を記念日にしたのは妥当ではないと考えます。サラリーマン社会の醜い?“ヨイショ!”・企業PRと勘繰りたくなります。私なら握り2貫がコンベアを流れる回転寿司のイメージから、11月11日または漢字の二・二でしょうか。この日のほうが、愛着を感じます。
一方、11月1日は「全国すしの日」です。全国すし商生活衛生同業組合連合会(全すし連)が、昭和36(1961)年に制定したものです。義経千本桜(歌舞伎)に、「鮓屋の段」があります。鮓屋(すしや)の弥助が、すし屋の先祖とされています。平清盛の孫に当たる平維盛が、鮓屋の弥助に改名した日が11月1日であると言われています。
話を戻し11月22日が記念日になっているのは、いい夫婦の日(語呂合わせ)、ボタンの日、「小雪」 二十四節気の“しょうせつ”です。事件では、1963(S38)※現地時間、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディが、テキサス州・ダラスで暗殺された日です。因みに11月11日は、雪の足跡から「下駄の日」、細い麺をイメージさせる1111から「麺の日」、十一十一のプラスマイナスから「電池の日」でもあります。
なお記念日を公にする場合、「日本記念日協会」に申請すると認定されるシステムがあります。参考までに、20世紀の出来事・10000年後のカレンダーもご覧下さい。
日本回転寿司協会 日本記念日協会 10000日カレンダー 20世紀へタイムスリップ