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サンデー毎日『東京五輪を中止すべき4つの理由』1・嘘とカネで五輪を買った/東京五輪の危うさR7-5

2021年05月09日 | 東京五輪の危うさ
Oiympictp2 少数派シリーズ/東京オリンピックの危うさVOL.80
ROUND7 国民の命を守るため東京オリンピックの中止を!編 5
サンデー毎日『東京五輪を中止すべき4つの理由』1・嘘とカネで五輪を買った

ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。記事は2021年2月、旧ブログに投稿したものです。アスリートファーストの尊重は微塵もなく、政治家・経済界・五輪関係者などは己の思惑・利益・保身のために、東京オリンピックの悪用が目に余ります。年月が経過しても、ブログにてその検証や事実を残しておく必要があると考えます。

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■東日本大震災の復旧・復興が叫ばれる中での招致が東京五輪の「過ちのもと」
投稿者の文章/「サンデー毎日」21年2月14日号(発売2/2)に、『東京五輪を中止すべき4つの理由』という特集が組まれていました。4氏のインタビュー記事ですが投稿者の選択として、<今号>元ラグビー日本代表・平尾剛氏「真の意味でのアスリートファーストを」と、<次号>一橋大学名誉教授・鵜飼哲氏の「五輪のあり方を再検討する好機に」をピックアップしました(抜粋記事)。安倍・菅首相の悪質な「五輪の政治利用」を、2回に渡ってご紹介します。そもそも東日本大震災の復旧・復興が叫ばれる中で、それらを無視し強引な安倍首相(当時)の2013年の招致が東京五輪の「過ちのもと」なのです。にも関わらずコロナ禍で身動きできない状態でも、菅政権は無理やり「東京五輪」開催を推し進めているのです。政権と同時並行で、7年間に渡り国民の感情を無視し、強引に五輪推進を行った大会組織委員会の体質も問題です。森会長が暴言を吐きましたが今に始まった訳ではなく、傲慢な組織委の体質に裏打ちされた、しごく当然の無神経発言なのです。

なお残念ながらご紹介できなかった2氏は、記事のタイトルをご案内致します。▽志位和夫・日本共産党委員長「ワクチン、フェアな大会、医療対応いずれも困難」 ▽金子勝・慶應大学名誉教授「政権延命に利用せず、コロナ対策に集中せよ」 

■コロナ禍でも菅政権が東京五輪に固執する理由は保身、経済界はカネ
サンデー毎日の見出し 「真の意味でのアスリートファーストを」
副題 「五輪は権力者と資本家のためのイベント」
<プロフィール> 平尾剛  元ラグビー日本代表 神戸親和女子大学教授
ブログに「反東京五輪宣言」を発表

投稿はサンデー毎日を活用しております/[抜粋記事]権力者はレガシー作りのため、資本家には商機をつかむための巨大なイベントに五輪が成り下がっている現状に一言申したい。陸上の新谷仁美選手が(東京五輪開催に)「アスリートとしては賛成だけど、一国民としては反対という気持です」と、はっきり言っていたが、あれがすべてのアスリートの逡巡と苦悩を代弁したコメントだと思う。現役の選手が意見表明するのに難しい社会情勢だと思うが、それがようやく出てきた。ではそれを受けて、元アスリートたちはどう思っているのか。各競技団体の要職の人、国会議員らが語るべき時期だ。にもかかわらず、そちら側からは皆目意見が聞こえてこない。(開催に)賛成でも、発信すればよい。山下泰裕JOC会長に関しては、現役時代はすごい選手で、1980年のモスクワ五輪ボイコットの時には、涙ながらに選手として率直な気持ちを訴えた人なのに、今はあっち側に取り込まれてしまったみたいな印象だ。本当に、それでいいのか。選手の時に言っていた事と違うのではないか。

どこからどう考えても、このコロナ禍で五輪を強引に開催する理由は見つからない。中止すべきだと思う。スポーツは、五輪を必要としてない。今の五輪は、メダル獲得競争が自己目的化し、悪しき競争至上主義の成れの果てに見える。それに加え今回の五輪は、東京招致が決まったときからキナ臭さに溢れていた。2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で、「福島原発はアンダーコントロール」とした安倍首相(当時)の事実上の虚偽発言で招致を決めた。日本の招致委員会から国際陸連関係者に巨額なコンサルタント料が振り込まれた、とされる裏金問題も未解決だ。この2つだけでも、十分に五輪返上に値する。スポーツマンシップとか公平性とか言って、結局は嘘とカネで五輪を買ったことになるからだ。ましてコロナ(禍)である。

菅政権が、そこまで開催に固執する理由は何か。政権は保身、経済界はカネかなと。ただ、そのことでスポーツがとばっちりを受けている。彼らが支持率とカネを気にして五輪開催に突き進めば進むほど、スポーツだけが特別なのか、スポーツはなんやねん、とスポーツへの世間の評価も崩れている気がする。共倒れは嫌だ、というのが率直な印象だ。

投稿者によって、一部割愛やそれに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。

Sankoub
次号/サンデー毎日『東京五輪を中止すべき4つの理由』2・開催の本音は改憲
前号/東京五輪再延期・中止の声が8割・ここは中止を決断しコロナ収束に集中すべき

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