食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
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プラスチック製ほ乳びんは脳神経を乱す化学物質が溶出/家庭用品の危険・母子1

2019年04月17日 | 母子・屋外・用品の病
Nyouhintp

Nkikentp 家庭用品の危険シリーズ ■プラスチック製ほ乳びん/子供・母親
プラスチック製ほ乳びんは脳神経を乱す化学物質が溶出
排除の中で未だに市販されている危険なポリカーボネート製

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■ほ乳びん・幼児用食器で子供の急激なガン・白血病の増加
「プラスチック製ほ乳びん」から、赤ちゃんに危険な環境ホルモンが溶け出すことが発覚したのは1997年で、当時大変な社会問題になりました。アメリカで開かれたガンと環境問題に関する国際会議で、驚くべき調査報告がされました。プラスチックの1種であるポリカーボネートは、ビスフェノールAが原料で熱湯に触れると成分が溶け出します。

ラットの動物実験の結果、ビスフェノールAが女性ホルモンとして作用した可能性が高いと思われます。従って化学物質の影響を受けやすい胎児や乳幼児がビスフェノールAを摂ると、脳神経の発達が撹(かく)乱される恐れがあることを示しています。

90年代に入り、14歳以下の子供で睾丸ガンに罹った患者は60%も増え、それだけでなく骨ガン50%、脳ガン30%、白血病が10.7%など各々増加した結果が示されました。ガンに罹る率の増加があまりにも急激であることから、遺伝子変化でなく環境要因が作用した判断されました。その要因として、ほ乳びん・幼児用食器・調理器具などに含まれるビスフェノールAが疑われたのです。

■まだ危険なプラスチック製ほ乳びんが売られている
当時、横浜国立大学の実験でも、市販のポリカーボネート製ほ乳びん6種類に95℃の熱湯を入れて1晩置いてみると、全ての製品からビスフェノールAが検出されたのです。これらの報告をきっかけに、日本国内でも「ポリカーボネート製品」の追放が急速に進みました。

学校の給食食器も排除する動きが全国で広がりました。大半の食器やほ乳びんメーカーも、同じプラスチックでもずっと安心なポリプロピレン製や耐熱ガラス製に変更するようになったのです。しかし大手メーカーは、平然とポリカーボネート製を作り売っています。

メーカーの悪辣なところは、問題になったビスフェノールAを含まない“環境ホルモン対策用”として、安全な「ポリプロピレン製ほ乳びん」を売りながら、その一方で堂々とポリカーボネート製を販売しているのです。そんな中でも大塚製薬だけは、1998年にポリカーボネート製を全廃、ガラス製のほ乳びんを販売しており、これは見習うべきものです。

しかしインターネット通販では、ガラス製より軽いことを売りにした中国製のポリカーボネート製が、“お勧め品?”に上げられていることもあります。これから出産される方、あるいは乳児のいる方は、ほ乳びんの材料に注意して下さい。

■■危険への対策■■
家庭では、ガラス製のほ乳びんを使うのがベストです。しかし外出中は、割れる危険を考えてポ
   リプロピレン製を使っても構いません。
もう1つ、乳首にも注意が必要です。天然ゴム製はアレルギー性と発ガン性があるので、安全な
   のは「シリコンゴム製」です。

Nfamitop

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