回転寿司の真相シリーズ269皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND16 回転寿司も板前さんの力
横着な板前がいる回転寿司店は午後を過ぎても多くの皿が回っている
ランチタイムが終わり大方のお客さんが帰った午後を過ぎても、溢れるぐらい多くの皿を回している中小の回転寿司店を見掛けます。遅い昼飯にありつけ、ラッキーと喜んでいる場合ではないのです。こうした店はお客さんへのサービスではなく、管理能力のない店長か横着な板前がいる店です。ピークのお昼を過ぎたら、無駄をなくすためにオール注文に切り替えるなどの策が要ります。能力ある板前さんは、客数やお客の状況に応じて、皿数やネタの種類を見極めます。中小の店では、板前さんや経営者の能力が試される場です。
午後を過ぎても残っている皿(ネタ)は、お客さんに食べられなければ廃棄せざるを得ません(一旦下ろしたネタも霧吹きして再乗せする店もありますが)。廃棄やネタが乾燥するのを分かりながら、いつまでもレーンに余分な皿を乗せ、若手1人を残して大半の板前が休憩に入るのは明らかに手抜き・横着な態度です。
お客さんに、平気で乾燥したネタを食べさす店でもある証拠です。板前の休憩も必要でしょう。でもお客さんのことを考えたら、休憩をずらし交替で少しずつ握ることをすれば、新鮮なネタが食べられ廃棄も少なくなるのです。店や己の都合を第一に考える店には、今後、行かないことです。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
このROUNDは回転寿司専門家の書籍を参考に、投稿者
の一般飲食店での感想と世の中の経験を加え記事にしました。