食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

ユンケル黄帝液(佐藤製薬)◇貴公子と皇帝に由来した最強のネーミング/社名・商品名のイワレ

2022年07月08日 | 社名・商品名のイワレ
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ユンケル黄帝液(佐藤製薬)|貴公子と皇帝に由来した最強のネーミング

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◆CMは「疲れがタモレばユンケルだ」からメジャーリーガー・イチロー選手へ
生薬の特性を生かしたミニドリンク剤「ユンケル」は佐藤製薬(東京)の主力ブランドとして知られる。なかでも代表格の「ユンケル黄帝液」は、1967(S42)年から販売され続け年間約2000万本が売れている。ユンケルの語源はドイツ語の「JUNKER(ユンカー、貴公子)」、黄帝は古代中国を統一し医学の祖とされる皇帝の名に由来する。広報担当者は「近代医学の先端を走るドイツと東洋医学の発祥地・中国の双方から、滋養強壮にふさわしい名をつけた」と説明する。当初は強壮剤のイメージが強く、利用者も中年男性が主だったが、タレントのタモリ氏が一新した。自ら司会をする深夜番組「今夜は最高!」で、黄帝液を飲んで風邪を治す体験談を披露したのを機に、85年からCMに起用された。「疲れがタモレば、ユンケルだ」という名セリフも広がり、疲労回復剤として女性や学生にも親しまれるようになった。CMは2002年から、メジャーリーガー(当時)のイチロー選手にバトンタッチした。担当者は、「疲労回復だけでなく、これから頑張るために飲むというイメージも広めたい」と話している。当時、イチロー選手が活躍するにつれて、ユンケル黄帝液もSATOの知名度も上がっていったことを覚えている。

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