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洗濯用洗剤は赤ちゃんやアトピー性の人には使わないこと/家庭用品の危険・洗面所2

2019年04月15日 | 台所・洗面・風呂
Nyouhintp

Nkikentp 家庭用品の危険シリーズ ■洗濯用洗剤/洗面所
洗濯用洗剤は赤ちゃんやアトピー性の人には使わないこと
水生生物への影響や環境破壊を起こす最強の毒性レベル

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■合成界面活性剤が有毒物質の元凶
TV/CMではファミリーなイメージでPRしていますが、「洗濯用洗剤」の成分表を見て頂きましょう。界面活性剤 (31%:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム・アルキル硫酸エステルナトリウム) ・水軟化剤 ・アルカリ剤(炭酸塩、ケイ酸塩)・再付着防止剤(ポリカルボン酸塩)・漂白剤 ・工程剤 ・泡調整剤 ・蛍光増白剤・酵素・・・何と成分が多いことでしょうか。化学成分ばかりで、CMのような“ふんわり”イメージでいると危険です。

洗濯用の合成洗剤は、合成界面活性剤が30~40%で、残りが副剤と呼ばれる様々な成分が加えられています。洗濯用洗剤(合成洗剤)は、人間への影響と、自然・環境破壊の2つの大きな問題があります。人間へは、軽度ながらも肝臓障害や胎児毒性が確認されています。大人と同じ合成洗剤で赤ちゃんの肌着を洗濯すると、発疹が出る例があります。

合成洗剤をやめると、アトピー性皮膚炎の人の60%ぐらいは治るそうです。できれば下着(肌着)は、水洗いか重曹を使えばよいと思われます。すすいでも落ちない微量の洗剤が衣服の繊維に残り、“かぶれ”を起こしてしまうのです。“家庭的”なCMが毎日流されていても、その裏の真実(事実)を知る必要があります。

■洗剤主成分のLASは魚類への“最強”の毒性レベル
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムというのが、悪名高い合成界面活性剤(LAS)です。1950年代に、合成洗剤が登場しました。当時は違う物質でしたが、川や海の水質を汚染し魚や昆虫に対する毒性が裏付けられたため、60年代後半からこのLASに切り替えられました。しかしLASも、同様な毒性があることが分かってきました。魚やミジンコに対して強い毒性があり、1リットル中に1mg程度の濃度で、魚類の半数が死んでしまう最強の毒性レベルです。

この結果、LASは「PRTR」(化学物質排出移動量届出制度)で、第1種指定化学物質にされ、水生生物への毒性ランクが「A」です。PRTRとは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか等のデータを集計し、公表する仕組みです。ランクAは、できれば使用を止め、排出・移動を厳密に管理することを求められるレベルです。LASは、家庭から出る有害物質のワースト1(2003年)に挙げられているのです。

魚類や河川へは深刻で、影響は計り知れません。LASは、汚水処理場でも全く分解せず、環境省のデータでも水中や川底からLASが検出されています。しかし洗剤メーカーは、相も変わらず使用を続けています。最近はLASの有害性が有名になったため、非イオン系のPOE・Pなどに変更する検討がされているようです。

しかしこの物質もPRTRで有害物質に認定されており、目先を変えたり批判を避けるだけに過ぎません。過去には助剤のリンが、赤潮や琵琶湖の生物を“絶滅寸前”まで追いやった経歴があります。このままでは、ますます魚や川の環境破壊が進行してしまうでしょう。一人でも多く、理解ある人間が増えることが必要です。

■■危険への対策■■
赤ちゃん・アトピー性皮膚炎・アレルギー症状の人は、 洗剤を使わずにできるだけ水洗いや重曹
   を使うこと。
こんな物質は、家庭から追放しなければなりません。個々には中々難しい面があっても、世の中
   に声を出していく必要があります。

Sankoub
柔軟剤を4人に1人が標準使用量の2倍以上も使い他人が健康被害に
住居用洗剤は洗濯洗剤をそのまま床にぶち撒いたことと同じ危険

Nfamitop

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