江戸しぐさシリーズ第3話
戴きます/毎日の糧に感謝を表す気持ち
■戴きます
食事をする時、当たり前に使う「いただきます」の言葉は、江戸時代に定着したと言われています。「戴きます」は食糧を生産した農民に対する感謝の念のみならず、食べ物を私達に与えてくれた自然に対する畏敬の念も含まれています。「戴きます」や「ごちそうさま」は、感謝の気持ちから自然発生的に生み出された言葉としぐさです。江戸の庶民が、その当時から普通に持っていた感覚です。
▽不粋オヤジの独りゴト
中高年の皆様なら言われるまでもなく食べ物を大事にする気持ちが強く、また残したり棄ててはいけないと言われてきました。ちゃんと収入があっても給食費を払わない親は論外ですが、先生がバカ親から怒鳴り混まれた現実の話をご紹介します。「給食費はしっかり払っているのだから、我が子が食事を恵んでもらったような、『いただきます』や『ごちそうさま』という言い方はさせるな!」と。このバカ親は、そのまた親からどんな教育を受けてきたのだろうか!?
申し上げた通り「戴きます」は、肉や魚、野菜・穀物の命を「戴く」こと、農家や漁師などの苦労を含めて、今日も私達が生きられる故の感謝です。子供には小さなうちから、くだらない理屈・損得勘定よりも慈しみの心を教えるべきと感じる次第です。普段はだらしないが、たまには良いこと言うね!このオヤジ。牛乳ではなく脱脂粉乳の時代だったが、給食が懐かしい・・・
江戸しぐさは偽史であり昭和の時代に創作されたことが、多くの専門家や研究者によって明らかにされています。
しかしこれらの礼儀・マナーは現在ほど必要であり、目くじらを立てずに参考にしたいと考えます。
戴きます/毎日の糧に感謝を表す気持ち
■戴きます
食事をする時、当たり前に使う「いただきます」の言葉は、江戸時代に定着したと言われています。「戴きます」は食糧を生産した農民に対する感謝の念のみならず、食べ物を私達に与えてくれた自然に対する畏敬の念も含まれています。「戴きます」や「ごちそうさま」は、感謝の気持ちから自然発生的に生み出された言葉としぐさです。江戸の庶民が、その当時から普通に持っていた感覚です。
▽不粋オヤジの独りゴト
中高年の皆様なら言われるまでもなく食べ物を大事にする気持ちが強く、また残したり棄ててはいけないと言われてきました。ちゃんと収入があっても給食費を払わない親は論外ですが、先生がバカ親から怒鳴り混まれた現実の話をご紹介します。「給食費はしっかり払っているのだから、我が子が食事を恵んでもらったような、『いただきます』や『ごちそうさま』という言い方はさせるな!」と。このバカ親は、そのまた親からどんな教育を受けてきたのだろうか!?
申し上げた通り「戴きます」は、肉や魚、野菜・穀物の命を「戴く」こと、農家や漁師などの苦労を含めて、今日も私達が生きられる故の感謝です。子供には小さなうちから、くだらない理屈・損得勘定よりも慈しみの心を教えるべきと感じる次第です。普段はだらしないが、たまには良いこと言うね!このオヤジ。牛乳ではなく脱脂粉乳の時代だったが、給食が懐かしい・・・
江戸しぐさは偽史であり昭和の時代に創作されたことが、多くの専門家や研究者によって明らかにされています。
しかしこれらの礼儀・マナーは現在ほど必要であり、目くじらを立てずに参考にしたいと考えます。