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鯨とイルカの生物学的な違いは大きさだけ!そんな彼等にも汚染が進む/魚を大事にしない日本人R7-10

2017年03月14日 | 鮪の生態・メチル水銀
Tunatpr9

魚を大事にしない日本人シリーズ R7-10
ROUND7 怖い!マグロのダイオキシンとメチル水銀
鯨とイルカの生物学的な違いは大きさだけ!そんな彼等にも汚染が進む

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■鯨やイルカ体内の化学物質濃度は同じ海域水の1000万倍
Maguromini メチル水銀の怖さ3/海棲哺乳類の鯨やイルカまでが、メチル水銀とダイオキシン類に汚染されています。化学物質を大量に使い続け環境を悪化させた傲慢な人間(ダイオキシン類・メチル水銀の大量排出)と、食物連鎖[生体濃縮]、地球的な大気メカニズムに加え、鯨やイルカは人間と同じように授乳行為が行われるため、これらが相俟ってマグロ以上に最大汚染されているのです。今号はマグロから離れ(実質は関連している)、鯨やイルカについて説明します。

Maguromini 鯨やイルカ体内の化学物質の濃度は、生息する海域の水の1000万倍にも達するそうです。これらの海棲哺乳類は体重の20~40%が脂肪組織のため、魚介類よりメチル水銀やダイオキシン類が体内に溜まりやすいのです。また脂肪が極めて高い授乳をするので、子孫に行くほど蓄積されていくのです。さらにはこれらの生物は、ダイオキシン類を壊し体外に排出する機能(酵素)が弱く、寿命も長いので最悪のパターンです。

■概ね4mを越える鯨類が鯨、4mまでをイルカとしている
Maguromini 基本的な話をしますが、鯨もイルカも同じ鯨類に属し生物学的な違いはただ1つ大きさだけです。成長後、概ね4mを越える鯨類が鯨、4mまでの鯨類をイルカとしているのです。言わば鯨もイルカもいっしょで、便宜的に名称を使い分けているに過ぎません。鯨・イルカに関して、日本は国際的に微妙な立場に置かれています。IWC(国際捕鯨委員会)や反捕鯨団体・イルカ保護グループは、捕獲の非人道さ・水族館のイルカショー(展示)など、猛烈に反発しています。
追記2019.7/日本は既にIWCを脱退、独自に商業捕鯨を開始しました。

Maguromini 投稿者としては彼等の反発以前に、鯨やイルカはメチル水銀やダイオキシン類に一番汚染されており、食べるべきではないと考えます。暴力的?な「S」や「G」など世界的な環境保護団体を、支援している訳ではありません(苦)。でも鯨はもう食べることはできず、そもそもイルカは食べないでしょ!と思う方に、下記に現状を説明します。戦後、食肉が不足する中、鯨肉は日本人のエネルギーの源でした。当時は彼等に汚染はなく、子供の頃、給食に出された鯨の竜田揚げはご馳走だったのです(歳がばれる?)。

■私達は鯨やイルカは食べないのになぜ摂取制限がされているのか?
Maguromini 図表の「妊婦および妊娠している可能性がある女性が食べても差しつかえない魚介類の摂取量」を、もう1度ご覧下さい。魚介類の摂取規制は理解できても、鯨やバンドウイルカ・コビレゴンドウがリストアップされている理由を申し上げます。

Maguromini まず鯨はIWCの裁決によって、事実上、日本の調査捕鯨は禁止・中止されました。それでも鯨肉が飲食店で出されたり通販で販売されているのは、南氷洋や各海域で調査捕鯨により捕獲された鯨肉が、かなりストックされているからです。また裁決は、沿岸で獲れた鯨は対象外です。イルカは一般的には食べませんが、地域によって食習慣があるのです。現実は、かなりの量のイルカが「鯨肉」として売られていることです。同じ鯨類(鯨肉)なので食品表示の是非はともかく、汚染度が高い生物(食品?)なので、どちらも食すのは避けたいものです。

▽妊婦および妊娠している可能性がある女性が食べても差しつかえない魚介類の摂取量/図表
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出典:厚労省(投稿者編集済) (前出)
上記の項目(魚種・生物)に行くほど汚染されている

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