食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

太田胃散◇創業者・太田信義氏がオランダ人の処方した薬を服用して治癒、一念発起して起業/社名・商品名のイワレ

2022年11月25日 | 社名・商品名のイワレ
Nametp175 社名・商品名のイワレ[製品編]
太田胃散|創業者・太田信義氏がオランダ人の処方した薬を服用して治癒、一念発起して起業

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◆太田胃散のCM曲はショパンのプレリュード第7番、胃腸薬だけに「イ長調」だとか
胃もたれや胸焼けなど胃の不調を改善する胃腸薬「太田胃散」。主力製品と同名の会社は、創業140年を超える。創業者の太田信義氏は明治維新を機に武士から商人に転じ、東京・日本橋で米や油、書籍を販売していた。胃が弱く日頃から胃薬を持ち歩いていたが、オランダ人医師が処方した胃散と呼ばれる薬を服用して治癒。現在の企業理念に通じる「奉仕の精神を以(もっ)て良品を世におくる」との思いから一念発起し、薬に精通した知人らの協力を得て1880(M13)年に「胃散」を発売し、生産も手掛けるようになった。1898年に、商品名を今の「太田胃散」に変更した。ケイヒ(シナモン)やウイキョウ(フェンネル)などの生薬や消化酵素、胃酸を抑える制酸剤で構成される。食べ過ぎや飲み過ぎによる不快感や胃痛を和らげ、生薬の香りにも効能が認められている。食生活の欧米化など時代に合わせて改良を加え、人々の胃の不調改善に貢献してきた。

今では、缶入りや個包装の粉末以外にも、ドリンク、かみ砕いたり口の中で溶かしたりして水なしで服用できる「チュアブル」タイプ、消化に特化した「太田胃散A<錠剤>」など多彩なラインアップも特徴だ。CMでも印象的な「ありがとう いいくすりです」のキャッチコピーは誕生から50年以上がたつ。明治時代から新聞広告を出すなど、早くから宣伝に力を入れてきた。太田胃散のCMはご存じのようにゆったりとしたピアノ曲で、ショパン作曲「プレリュード第7番」。胃腸薬だけに、「イ長調」です(笑)。知り合いからの子供向けクイズ、「怖いモノなしの王様でも太田胃散を見ると逃げるのはなぜ?」『王退散(おお・たいさん)』。”寒さ”から話を戻し、最近では比較的若い世代をコンセプトにし、CMに「ももいろクローバーZ」を起用。従来の青のイメージから、桃色のパックに変身。従来のパッケージでは、オヤジ臭いから?

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