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恐怖!米デンバーのエンジン部品落下事故・都心低空飛行の羽田新ルートなら大惨事/少数派

2021年03月02日 | 羽田新飛行ルート
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都心を低空で離陸・着陸を繰り返す羽田新ルートは許されない!10
恐怖!米デンバーのエンジン部品落下事故・都心低空飛行の羽田新ルートなら大惨事

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■米メディアは住宅街への墜落、部品が住民直撃など大惨事の恐れもあったと報道
羽田新飛行ルートの重大問題10回目です/騒然としたニュースをご覧になったように、21年2月20日、米西部コロラド州デンバーの空港を離陸したユナイテッド航空のボーイング777型旅客機がエンジントラブルを起こし、機材の一部がデンバー近郊の住宅地に落下しました。真っ赤に燃え盛り、今にもエンジンそのものが爆発あるいは落下しそうな画像、住宅街にエンジンの大きな外枠が落下した画像に驚愕しました。同機は空港へ引き返し、緊急着陸。乗客乗員241人と付近の住民に負傷者は報告されていませんが、住宅街への墜落、部品が住民直撃など大惨事の恐れもあったトラブルだったと米メディアが伝えました。AP通信の報道では落下したエンジンの外枠が直径4.5mほどとみられ、地元の住人は「少しずれていたら家を直撃していた」と述べていました。

これを受けて、国土交通省は同系エンジン(プラット・アンド・ホイットニー社製)を積む旅客機を運航停止にするよう、国内の航空会社に指示したと発表しました。運航停止の対象となるのは全日空で19機、日本航空で13機の計32機。昨年20年12月にも、日航機がエンジン故障で那覇空港へ引き返したトラブルのエンジンも同系列です。国交省の対応は、これだけでいいのでしょうか?

■大型機低空飛行の羽田新ルート以外にも在日米軍ヘリの“物見遊山”飛行も
米国の近郊の死傷者がいなかったのは幸いですが、現在、同系エンジン積載機以外にも各社・各国の旅客機が東京都心や多くの区の上空を低空飛行しており、同様な機体分品が落下すれは間違いなく多数の死傷者が出ると見られます。南風時は、埼玉方面から新宿・渋谷の上を低空で着陸降下、離陸時は川崎の石油プラントのすぐ真上を飛行。また北風時は、東京湾岸地帯から荒川沿いの上空を低空離陸していきます。既号に書き続けましたが、機体そのもの落下の恐れ、あるいは部品の落下やあまりにも大きな騒音を撒き散らしており、改めてデンバー事故を見て「羽田新ルート」の飛行は、即刻止めるべきと認識しました。羽田新ルートは安倍首相(当時)と小池都知事双方の思惑が一致、外国人ビジネスの誘致と東京オリンピックを前提にインバウンドを目的に設定されたものです。

そこには住民の危険、恐怖への精神的苦痛への配慮は全くありません。ただただ経済や景気上昇のみの発想です。都心で墜落や部品落下の大惨事になれば、菅首相や小池都知事はクビが飛びます。両者は知ったことではありませんが、死亡・被害に遭った都民はたまったものではありません。次号以降で説明しますが、さらに追い打ちを掛けるように在日米軍(陸軍・海軍)のヘリコプターも、頻繁に低空飛行を繰り返していることが毎日新聞のスクープ記事で判明しました。なかには要人の“物見遊山”飛行が行われ、新宿・渋谷高層ビル群の合間を縫う低空(地上200m)で飛行、さらには浅草や東京スカイツリーを1周する、はとバスならぬ「はとヘリ」観光がまかり通っているのです。日本政府・東京都・米軍も、“眼下”の国民・都民のことへは一切、お構いなし(配慮なし)です。一刻も早くストップすべきです。

Sankoub
次号/10・騒音・危険事象の羽田新ルート撤回を求めパンフレットの配布活動する江東区民の会
前号/9・羽田新ルートに国際航空運送協会・操縦士協会も急降下の変更を国交省に要請

Ntopkeiji

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