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林修先生のことば検定|「引っ越す」◆「引く」は当て字で引くそのものに意味はなく単なる強調する言葉/VOL.6

2022年04月13日 | 毎日ことば・林修検定
Kotobaa1tp250 林修先生のことば検定シリーズ VOL.6
「引っ越す」◆「引く」は当て字で引くそのものに意味はなく単なる強調する言葉

Uindemamf0096fl テレ朝の番組を投稿者がまとめたものです。

林修先生のTV番組によると、引っ越すの「引っ」は当て字で、引くそのものに意味はない。
「越す」だけでも、十分に通ずる。「ひっ」は、動詞の上(前)に付けて強調や勢いを強め
ること言葉。「ひっぱたく・ひっとらえる・ひっくるめる」など。

「引っ越し蕎麦」は引っ越し先で食べる風習?それとも近隣に配る風習?
リサーチ会社マクロミル2016年の調査によると、「引っ越し蕎麦」の意味を「引っ越し
先で食べる」が49%、「近隣に配る」が27%でした。引っ越しをする家の人が食べるも
のだと思っている人が多いようだが、本来は、近づきのしるしに近隣に配ることを指す。
「お側に参りました」の意味も含む。江戸中期の町人文化が始まりとされる。

投稿者/昨今の引っ越しは人手不足で、3~4月は大混乱が起きている。以前、投稿者の自
宅の前の家に引っ越してきた。作業が始まったのは、何と午後10時。普通なら縁起や近所
への配慮で、午前から午後に掛けて作業が行われる。高齢者が多い下町の住宅街なので、そ
ろそろ寝る時間・寝てる時間。あまりにも非常識さへの憤りと騒音で今夜は寝られないと諦
めたが、ほとんど音はしなかった。業者は平常時間では需要がさばき切れず、当然、無言・
無音と近隣に配慮した対策済み。昔なら、深夜の引っ越しとは「夜逃げ」を指す(笑)。時
代は変わったと感じた(苦)。

広辞苑◆第七版
引越し 引っ越すこと。転居、転宅。
引越し蕎麦 (おそばにまいりましたの意にかけて言う)転居した際、その近隣に近づきの
しるしに配る蕎麦。

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テレ朝の「林修先生のことば検定」番組を参考に、池上彰氏の番組、NHK「チコちゃんに叱
られる」、その他の番組や書籍などの内容を付け加え投稿者がまとめたものです。従って、『こと
ば検定』の番組進行とは異なります。
広辞苑▽第七版  広辞苑の説明①②などは、時代とともに言葉の意味が変化していく経過を番
号順に並べたものです。

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