回転寿司の真相シリーズ80皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND5 レーンから下げた売れ残り握りのシャリまで使い回す
回転寿司の軍艦巻きは喉越しや食感が悪いので結構嫌いな人もいる
回転寿司店では軍艦巻きの人気が衰えない一方で、喉越しや食感が悪いので、結構、嫌いな人がいます。大きな口を開けなければならず、これほど食べにくいものはないので、女性や子供は大変です。回転寿司店は、営業上、意図的に大きくしているため、モグモグと口の中が一杯になり、美味しく味わえない一面があるからです。
デカネタ握り、シャリが異常に大きい握りも、特定の人にウケています。しかし口に空気が入り込む余地がないことから、食感が悪く美味しさは半減です。ただ大きければよいものではないようです。握りや巻き物は江戸後期からの伝統があり、一番美味しく感じる、ネタとシャリの大きさやバランスが確立しています。口に入れた際に、味わいを深くする空気が入りやすく、シャリがばらけることがベストなのです。美味しさを倍増させるために、一般寿司店は握りも軍艦巻きも小振りなのです。
話は展開し、ラーメンを蓮華(れんげ)に置いて麺を塊りにして食べる人がいます。グルメ評論家は、こんな不味い食べ方はないと指摘します。蕎麦はもちろんパスタ(スパゲティ)も、気取ってないで、器からズルズルと麺や汁、空気を多く吸い込んだほうが、数段、美味しいと言います。マナーもさることながら、折角なら美味しく食べたほうが得です。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。