おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

ちょっと心配です

2013年11月26日 03時15分22秒 | 住職の戯言
みなさま

このところ、毎日報恩講のお参りをさせて頂いておりますが、ここにきてちょっと心配なお話が。

ちょっと素朴な質問をさせて頂いたのですが…。

「お浄土に参ることは、もう心配ないですか?」
「お浄土に行ったら、まず何をしたいですか?」

この二つの質問をしたところ、予想もしなかった意外なお答えが出てきて、、、、いやあ、まいりました。

これまで、お聴聞はされていなかったのでしょうか? また、ご教化は正しくされていたのでしょうか?
少々、呵責の念にかられております。

ですが、こんな時こそ、「今から」が大事です。
みなさまの気持ちに寄り添い、開かれたお寺になり、気軽にお話しできるような住職を目指して日々精進して参りたいと思います。
そうなることでこそ、ご教化を正しく出来るのでは、と考えております。
日々、一歩一歩前進ですね。

合掌
副住職


※余談ですが、我が家ではお浄土の話がとても日常的です。
7歳になったばかりの長女と若坊守のある日の会話。
ムスメ「死んじゃったらもう会えないの?」
若「そんなことないよ、お浄土できっとまた逢えるから寂しくないよ」
ムスメ「でも死んじゃったら身体が無くなるよ?顔が無かったら、どれがママか分からないよ(泣)」
若「身体が無くなっても、きっと心でママが分かるよ。だから大丈夫」
・・・まだまだ続く

子供に話をするのが一番難しいですね。
わかり良い言葉を選び、こどもでも納得できるような話し方で、お法のりのお話をする。。。
日々勉強させて頂いております。