小学校のマラソン大会がありました。
雨で予行練習は中止。
ぶっつけ本番の日も数日前に続いた雨天で延期になり、月が変わった12月2日になりました。
場所は校外のグラウンド。600メートルのコースを2周。
息子は昨年までの4年間、ずっと2着。
低学年の頃は、その順位に満足気な様子。
でも、学年が上がるにつれ、少しずつ意識の変化が見受けられるようになりました。
どんより曇り空の下、ピストルの合図でスタート。
まもなく先頭の二人が後続を離す形になりました。
トップの一歩後ろ、2番手に息子。
どこかで離されるのではないかと、ヒヤヒヤしながら目で追う私。
600メートル、1000メートル・・・二人はそのまま。
そのまま。
冒頭の画像は、ゴール手前10メートルくらい。
アウトコース後方が息子。
直後。ゴールまで5メートル?3メートル?
・・・! 並んだ。
歓声というより、小さな悲鳴、どよめき・・・の中、二人がゴール。
父兄観覧場所とゴール地点には距離があり、着順に確信持てず。
まだレース中で目の前を走りすぎる同級生達の応援を続けてました。
そのまま6年生のレースも観戦し、大会終了。
高学年児童がグラウンドの片付けを始めました。
その最中、息子と目があった時、ついでのようなしぐさで『1』と書かれたカードをこちらにちらっと。
ようやく息子の順位を知ることができました。
他のレースは、レース中盤にトップは独走に近い展開になることが多かった。
過去を含めても、今回ほど接戦のゴールシーンを見たのは初めてで。
走ってないのに、なんだか疲れた。
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昨冬、息子との会話。
(ちなみに私は子供の頃、マラソンが大っっっ嫌いでした・・・今も走りたいなんて思いません^^;)
私 :高学年になるから来年は距離が長くなるよ。嫌だねー。
息子:なんで? 別にいいじゃん。
私 :えー。だって、距離が長くなった分、苦しい時間が長くなるんだよ。
息子:でも、その長くなった分で、前の選手を抜かせるかもしれないよ。
私 :(ちょっと意地悪で)でも、その分、後ろの選手に抜かされるかもしれないよ。
息子:それはそれで、いいんだよ。
『それはそれでいいんだよ』
そうだ、それはそれでいいんだ。
そこで会話は終わった。
当の本人は覚えてないと思うけど、妙に心に残ってる。
1年後、その長くなった距離をいかして、前を抜いた息子の姿を本当に見ることができるとは思わなかったな。
おめでとう!
*翌日、元気に登校したのに、10時頃学校から電話。
めまいがするとかで、早退するので迎えに来るようにとのこと。
保健室のベッドはフカフカで熟睡できたと息子。
”くらくらするから”とゲームもテレビも自粛。
帰宅後も昼寝したのに、夜も普段通り就寝。
熱もないのにそんなに眠れるとは・・・。
『頑張りましたからね』と担任の先生も言ってたけど・・・
お疲れさん。