地震、停電

2011-03-12 | 出来事

この画面を見た5~6秒後、揺れが始まった。今まで経験したことがない長い揺れだった。揺れの大きさは「日本海中部沖」の時の方が大きかったような気がする。揺れ始めて間もなくに停電になった。
停電は18時間以上続き、電話がほとんど通じなくなった。勿論ネットもダメ。
そして外は吹雪。あざ笑うかのように寒さが厳しい。

停電の夜を過ごすため、ろうそくをつけた。
ポケットラジオは毎日朝から晩まで、時にはラジオ深夜便も聞いているのでそのまま聞き続けた。
黄色いのはラジオとサイレン付きの懐中電灯。これも時々使っている。


電気が止まっただけで、ガスも水道も使えた。
晩飯はインスタントラーメン。
何もすることが無く、起きていると灯油を消費するだけなので、早々とフトンにもぐり込んだ。フトンが冷たくなかなか寝付かれない。余震は絶えず襲ってくるので、そのうち寝台列車に乗っているのと同じ感覚になってきた。ラジオは音を小さくしてつけっぱなし。
ウツラウツラしていたが3時前、緊急地震速報で我に返った。
中越、長野北部が震源の地震だった。震度6強。
このころから、気象庁の緊急地震速報のシステムに不具合が起きたようで、ひっきりなしに緊急地震速報が流れた。震源も栃木になったり千葉になったり神奈川になったりした。そんな中、秋田沖を震源とする地震もあった。これはちょっと揺れが大きかった。

トイレに起きた時、トイレの水は流れたが、うっかり座った便座の冷たいこと。一瞬引っ込んだ。(ウソ)