新話の泉

2012-05-04 | ノンセクション
今日の夕方、「新話の泉」の放送があった。(ラジオ)
談志亡き後、出演者の中でその席に座ったのは桂三枝だった。近々六代目桂文枝を襲名の予定とかで、六にちなんだ話題だった。大阪では単に六代目といえば仁鶴の師匠の松鶴のことだとか。
(関東では・・・やっぱ圓生でしょう)

六といえば、ということでまず六法全書。山藤章二が六法の中に憲法が入っているのを最近まで知らなかった、と答えていた。
野球の6番目の守備位置(ショート《ショートストップ》)の話。野球が出来た頃のショートの守備の定位置は?と聞かれれば、すかさず「ピッチャーのすぐ後ろ」と松尾貴史と山藤が答える。
徳川六代将軍は?と聞かれると、「六代目の家宣は、綱吉の遺言を守らずすぐ生類憐れみの令を止めちゃうんだよね。」と誰かが答える。

そして、
次郎長の子分の六番目は?と渡辺あゆみアナが問えば、「三十石船で森の石松に答えた例の話に出てくる子分の六番目だね。一番が大政、二番目が小政、続いて大瀬半五郎、次が増川仙右衛門、五番目が法印大五郎、そして六番目が追分三五郎。この追分三五郎は親分なし、子分なしのたった1人の任侠だったのを、森の石松が連れてきて清水一家に入るんだよね・・・」と毒蝮三太夫、嵐山光三郎、松尾貴史、山藤章二、桂三枝が話を進めていく。パッと答えが出てくるところがいい。
どうでもいいことをよく知っていて、話がどんどん進んでいくのは聞いていてとても面白い。
談志が出ていた頃の談志の博識ぶりも面白くて楽しかった。

現在の渡辺アナは「話の泉」時代から数えて六代目の司会者だそうだ。

この番組が不定期なのが不満といえば不満だが、たまにやってくれるから好いのかもしれない。

六代目、六番目、六がらみ、で自分の場合すぐ出てくるのは、モースの硬度計の六番目「長石」くらいかな?
(ろくでもない)