23日の続きです
名前だけみてもすごい神社ですよね。神の魂ですよ!!
松江市の「大庭」という地名は神様の祭りごとをする場所のことらしい。その大庭町に神の魂の神社と書いて神魂(かもす)神社と呼ぶ非常に古い社がある。カモスと読むのは珍しいが、一説によると、神霊の鎮まり坐す所の「神坐所」(かみますどころ)がカンマスになり、さらにカモスとなったと言われている。イザナミノミコトを主祭神として祭る神社である。
この神社を造ったのはアメノホヒモミコト(天穂日命)とされている。オオクニヌシノミコトを出雲大社祭祀するように命じられた、あのアメノホヒノミコトである。アマテラスオオミカミの第二子とされるこの神は、この地に天降ると、出雲の守護神としてイザナミノミコトを祀った。それがこの神魂神社の始まりであるという。
アメノホヒノミコトは出雲大社の最高の神官である「出雲国造」の祖先である。この神官の家系は、出雲国造として25代までこの神魂神社の祭主を勤めていたが、西65kmの杵築の地に出雲大社が創建されると、祭主として大社に移住した。しかし、その後も「神火相続式」「古伝新嘗祭」奉仕のためこの神社に参向するという。
現在の本殿は室町時代初期の天正11年(1583年)に再建されたと考えられている。現存する最古の大社造りとして、昭和27年(1952)3月には国宝に指定された。
(資料より)
ここは空気がちがった。
ここにもツアーバスがあり、そのメンバー20名ほどが一つひとつのお宮を参拝している。
そして御札を買い求めていたが、それも途中で在庫がなくなったようだ。
「ちょっと待っていただけるのなら、結びます」って巫女さんが。
手作りなのね
巫女さん一人で多くの観光客の相手をし、とても忙しそうでした。
本殿
本殿右の境内社 杵築社・伊勢社・熊野社・釜
秋葉社 貴布禰稲荷両神社(きふねいなり)室町時代のもので二間社
流造のものは類例がすくない。ってよくみえないね。
神籬(ひもろぎ) 後ろにみえる穴は神様の防空壕だそうです。