ひでさんの気まぐれ日記

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中仙道14 2日目

2024-05-26 22:04:29 | 街道歩き

中仙道14 2日目

昨日の続き垂井駅へ、垂井宿自体は昨日見ていないので垂井宿の入り口から再開します。
 
昨日はホテルに重い荷物を置いて身軽に歩きましたが、今日はそのまま帰宅するので全荷物を背負って(約8kg)の行程となります。垂井宿街中には古い建物もちらほらといった感じ、少しして垂井の一里塚が有りました。
 

垂井を過ぎると静かな山間の道をひたすら歩くと思いきや、結構やかましい。静かな道に時々ゴォーーーやガタンガタンといった音が響き渡ります、ここの山間には滋賀方面に向かって右に東海道線、左に東海道新幹線が通っていて特に東海道新幹線は結構ひっきりなしに通り過ぎてその音が山間に響き渡るのでここに暮らす住人は結構大変だなと思います。
 

ここしばらく中山道で並木道のような所を歩いた記憶ないのですが、関ケ原の東に少しの区間松並木が残っています、しばし近くのベンチで休憩です。

いよいよ関ヶ原、左に徳川家康最初陣跡を見ながら進むと関ケ原駅に到着、駅前の関ヶ原駅前観光交流館で電動アシスト自転車を借りコインロッカーに荷物を預けてさあ出陣といきます。中山道は関ケ原を通るのでこれは流石にスルーできないというわけで目指すは決戦地!岐阜関ケ原古戦場記念館の横を通り過ぎて左に曲がってしばらく進むと田んぼの中にぽつんとそれはありました。
 

見渡すと山間に柵に囲まれた陣地っぽいものが、そこが島左近陣跡、そしてその上にあるのが石田三成陣地、こののどかな山間にその昔激しい戦いが繰り広げられたとは想像もできません。
 

決戦地の後は開戦の地という事で島津義弘陣跡を通って開戦の地へ、そこは決戦地とは趣が異なり森のようになっていました。

 

その後徳川家康最後陣跡や東首塚を巡って40分ほどで駅へと戻り、駅の売店で葛アイスを頬張りながら少し休んだ後歩き再開。

当初の予定では今日は滋賀県の高宮駅まで33km歩く予定をしていましたが、予定変更し約20kmとして醒井を目的地とします。というのも昨日のダメージが大きい!足の指の付け根辺りに水膨れができてそこそこ痛みが、そしてやはり足裏の外周辺りに歩くたびに痛みが走るので長距離は難しいと判断し、早めに切り上げて今年開業の新幹線敦賀駅経由で帰ることにしました。
中仙道は暫く東海道線に近づいたり離れたりといった感じで進みます、街道から若宮八幡神社へ登る階段を東海道線が横切っていました。
 

そのあと山間の新幹線の高架をくぐる陸橋の近くに鶯の滝といういい雰囲気の滝が有りました、昔街道を通る旅人を癒す名所となっていたそうです。柏原宿はいい感じに古い建物が残った場所でした、

柏原宿の先には洒落たCafeがポツポツと出現します、しばらく行くとよさそうなお店が、普段ならふらっと入れるようなCafeも街道歩きの大荷物の大汗姿では物怖じして結局スルーしてしまいます。
 

いよいよもう少しでゴールといったところで「居醒の清水」という水のきれいな小さい池のような場所が出てきました、
 

実は醒井は水がきれいで有名なところ、池の先にはきれいな小川が流れていてその先に茶屋が有りかき氷の看板が、迷うことなくかき氷を注文し橋の上にある緋毛繊の掛けられた縁台で頂きます、

ほかのお客さんが入ってきてお店の方と話しています「梅花藻」は咲いていますかとの問いに店の方がここだけ咲始めましたとの事、?と目を凝らすと川間に漂う藻のような植物に小さな花が咲き乱れていました。

ここ地蔵川は梅花藻の名所という事でした、今日の目的地を醒井にしたのはこの先は鉄道路線と別れて山間に入っていくためで、まったく事前情報無いままに来た場所でとてもいい時間を過ごすことができました。次回はここからスタートですが、もう一度ここに戻って川沿いを散歩してからスタートしたいと思います。
 



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