ひでさんの気まぐれ日記

旅の様子や趣味を書いていきます

中仙道13 2日目

2023-10-08 22:05:29 | 街道歩き

中仙道13 2日目

今日は昨日の続き、ホテルで朝食後出発と思っていたのですが午後から雨予報という今日の天気を考え早めのスタートを切りたいので、食事抜きで朝六時にホテルを出発し御嵩駅に6時半過ぎに到着、2日目のスタートです。
御嵩駅から先は山道でなくほぼ平坦な道、人が暮らすエリアなので今日は熊の心配は殆ど要りません。
 

30分ほど歩いたところでバス停のベンチを発見したので朝コンビニで調達したパンで朝食と行きます。

国道わきの歩道を進み、旧中山道通りに時々脇道にそれまた国道へ戻るという事を繰り返しながらの行程となります、わき道にそれたところに突然こんな碑かあったります、注意しないと見落とします。
 

伏見宿は普通の町といった感じですが、時々このような建物も残っています。左側の小さ目な建物には郵便局の看板が有るので昔の郵便局だったのでしょう。
張り紙には中山道休憩所と有りましたが10時~という事で未だ閉まっていました。
私が生まれ育った町も街道沿の宿場町でしたので子供のころはこのような建物が結構ありましたが、市町村(村はない)が保護、保全活動をして来なかったので今は一軒だけ朽ちかけた旧家があるのみです。
 

恵土一里塚跡碑は結構な大きな道路の脇、実際は30m離れたところに有ったらしいですが完全に道路に埋められたようで少し離れたところにポツンと有りました。
 

旧中山道はこの先太田宿に行くのに木曽川を渡ります、現在は太田橋っていくのですが橋の少し先に当時の渡し場跡があるので渡し場を目指します。渡し場までの道は折り返して川沿いを太田橋方面に戻る形となりますがこような竹林が待っていました。

このあと、先に見える太田橋を渡って太田宿となります、ここで事件?が。
 

参考にしていた地図ではこの橋のアーチを過ぎたあたりから左に折れて土手に上る様に書かれていましたが、実際河原に下りられる道はなく、かなり先まで行ってから交差点のところを斜め手前に曲がるような道となっていました、参考にした地図は古いものでこの近辺は再開発されていたようです。実際渡ってすぐの左に何かお休み処的な建物(赤四角)が有るのですがどう考えても行けない構造で、ガードレールでふさがれていました。おそらくしばらく前まではこの建物の脇に下りる道が有り、このような工程(赤線)で歩けたのではないかと推測。
 

左に折れると暫く土手の上を進みます、しばらく歩いて右側に下りると太田宿となります。
太田宿は街道の所々に旧家が点在している感じですが、結構長いので昔はさぞ賑わっていたのではないかと。中仙道会館という建物にはお食事処や、展示室なども有るらしくしかも9時開店なので寄りたいところですがすでに曇り空、泣く泣く先を急ぎます。時間ができたらこのようないい感じの宿場町だけ再訪したいです。
   

中仙道は太田宿を過ぎるとまたまた木曽川沿いを暫く歩いてから県道沿いを進みます、すると直ぐにローソンを発見、7時にパンを食べただけなので少々空腹という事でランチ。
結果的にまた惣菜パンを購入して飲食コーナーで頂いて再出発、今日の旅はいつも以上に先を急ぎます、雨が降り出す前に最低蘇原駅辺りまで行かないと次回の行程がきつくなるためです。
県道を暫く進むとこの旅最後の峠、うとう峠の入り口に差し掛かります。
ここで中山道の旅ではおなじみの風景、車道を横断するのに横断歩道でなく水路用のトンネルを利用した歩道へと入ります。
雨天通行禁止の看板が有ったので雨が降る前に峠越え出来てよかった。

 
   
うとう峠はそれほど険しくもない峠でこんな感じで進みますが、峠を登った先は住宅街となっていました。
   

住宅街を下りていくとそこは鵜沼の街が広がっています、少し進むと道の先には犬山城が見渡せます。
元々は、明日犬山城を観光して岐路に着く予定でしたが訳あって違う場所に行くことにしました。
そこで1人の男性から声をかけられました、今日はどこから来ました?「御嵩からです」と答えると、「私は岐阜から、御嵩まで行こうと」との事、御嵩って5時間も歩いて来たのにこれから御嵩?と思いましたが、その方は1日40km位歩くとの事で中山道も制覇済みとの事、来週100kmウォークのイベントを行うとの事でその下見とか。でも、今日は午後から雨予報なのでどこまで行ける?雨にも負けず歩いていきそうな勢いでしたが。
後で調べたら「第6回中山道・木曽路ウルトラウォーキング103km」岐阜から南木曽まで、私が4日間かかけて歩いた距離ですね。だいたい中山道歩きの行程は私の場合休憩入れて4km/hで計算するので26時間歩きっぱなしという事になります。。。凄!
   

鵜沼宿です、そこには旧宿場町らしい歴史のある建物が並んでいます、そこでひときわ目に着くのが大きな酒蔵、「菊川」の文字が。
酒蔵といえば試飲!と思いましたがここは工場らしく店舗らしきものは見当たりませんでした、中にあるのか?門が閉まっていたので日曜は休みの可能性大ですね。
   

鵜沼宿を過ぎてしばらく行くと国道沿いとなります、この国道が何とも厄介で歩道が細くなって消えたり(遠近法でなくどんどん細くなって無くなります)、突然無くなったりでとても歩きづらい。

名鉄三柿野駅の辺りからぽつぽつ雨が降り出しました、今日の目的地を予定通り蘇原駅に定め携帯してきた傘をさして中山道を離れ蘇原駅方面へ曲がります。
この蘇原駅は南側が工場なので北口しかありません、ここでまたまた事件が!北口方面に渡る踏切が工事中!!自動車はおろか人も通れません。周りを見渡しても人用の小さな踏切なども見当たらない、目を凝らすと遥か先に踏切を通過する車が見えました、あそこまで行くのか?途中、町の人が渡る人用の小さな踏切が有ることを願いながら遠くにに見える踏切を目指します、結果途中には何もなく往復1.5kmの回り道をすることになり、駅に着くころにはしっかりと雨模様になっていました。
   

次回はここ蘇原駅出発の予定ですが、~3/末(予定)と書いてあるので工事が延びる可能性も踏まえ名鉄六軒辺りをスタート地にした方がよさそう、実際大回りした結果六件駅あたりまで来ていたので。
今回の中山道旅はこれにて終了、時刻は14時と少々早いですが岐阜駅前のホテルにチェックインしゆっくりと岐阜旅をエンジョイします。
 



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