中仙道12 3日目
今日のスタートは馬籠宿。
中津川駅9:55発のバスで馬籠宿へ向かいます、車内はいっぱいで立ちの人たちも居るくらい大人気です。
朝の馬籠宿をしばし散歩し昨晩ホテルで貰った「岐阜の旅クーポン」1000円分で昨日望買い物をした新清水屋に向かい百草丸を買い足しました、おなかの薬は重宝するので少し多めでも問題なし。
長野製薬の百草丸は近くのドラッグストアでも買えますが分包はあまり見かけない、さらに日野製薬の百草丸は木曽周辺でしか見かけないので今のうちです、これからだんだん木曽から離れていくので。
馬籠宿を過ぎると視界が広がり田園地帯を歩きます、途中にあった神社の参道もいい雰囲気じです。
中仙道を落合宿方面に歩いていると旅人の宿といった趣の新茶屋という旅館がぽつんとあります、妻籠から落合にかけては道も整備されていて、このような旅館に泊まりながらの歩き旅は特に外国人にとっては日本の風景としてとても魅力的なのだと思います。新茶屋旅館のすぐ隣には一里塚が有りました、新茶屋というくらいなので昔ここに茶屋があったという事のようです。
一里塚のすぐ先から落合の石畳という道へ入ります。
街道を歩いていると時々整備された石畳の道があり、当時の人は草鞋での旅を行っていたと思われ石畳は大変ありがたい道だったと思いますが、我々現代人の靴は結構滑りやすいのです。特にウォーキング用の靴はトレッキングシューズのように底が凸凹しておらず比較的フラット、車で言うとサマータイヤなので雨上がりの石畳は滑らないよう気を付けなければなりません、石畳の出口(落合宿方面からは入り口)にはこんな看板も有りました。
このあたりの中山道を歩いていると気づくことがあります、道の舗装に陶器のかけらのようなものが混ぜられていてほかの道と区別されています。中山道を歩く人にとってはとてもありがたい、時々旧街道を外れてしまうことがあるのでこのように区別されているとわかりやすいです、事実この後立派な旧御屋敷に気を取られていたら旧中山道の曲がり角を見逃し、道の色が違うことに気づいて戻ったことも有りましたので。
しかし坂道が多い、馬籠を下りればフラットだと思ったのですが上ったり下ったりの繰り返しで結構きついです、岐阜はこんな感じの中山道が続くのでしょうか。
落合宿本陣は、「岐阜県内で唯一本陣建築が現存する重要な史跡地」でとても貴重な建物だそうです。
少しながら門の中を見させていただきました。
この後もまだ続く上り下り、上った先には一軒のオアシスが有りました。
越前屋さん、与坂立場跡に建つ古い建物のなかはお洒落なCafeになっていました。
昔、この辺にあった茶屋で出されていたという三文餅と暑いのでアイスコーヒーを注文、三文餅はちょっとしたおやつで、よく峠にある力餅のようなPowerを補充するといった食べ物ではなさそうです。
落合宿の次は中津川宿、こんな感じで道が続くことも。
中津川は大きな町ですが、中津川村庄屋屋敷辺りはこのような趣のある街道となっていました。
中津川宿を過ぎて少し進むと上宿の一里塚が現れました、こちらも立派な一里塚ですが「昭和9年に往時の約三分の一の大きさで復元されたもの」だそうです。
中仙道を歩いていて久しぶりに電車を見た気がします、街道歩きで電車を見ると街に近い個所を歩いている安心感があります。
大井宿に向かう最後の峠?の上から今来た方角を見渡せる休憩所がありました、絶景が広がります。
峠を降りると左奥に昨日宿泊したルートイン恵那が見えました、いよいよ今日の目的地大井宿です。
大井宿に入ると明智鉄道の陸橋を潜ります、といってもこの低さ、このすぐそばで列車が通るのを見てみたいものです。
明智鉄道は鉄印を頂ける鉄道、次回の旅は中山道にプラスして鉄印帳の旅も混ぜることにします。
本日の距離
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