ひでさんの気まぐれ日記

旅の様子や趣味を書いていきます

中山道13 前1日目

2023-10-06 22:19:21 | 街道歩き

中仙道13 1日目(明智鉄道編)
今回の中山道の旅は欲張って3本立てとしました。
1日目は前回の着地大井宿(恵那)から出ている明智鉄道を旅して鉄印を頂きます。
2,3日の2日間をかけて大井宿から、できれば加納宿(岐阜)まで行きたいところですが2日目午後は雨の予報なのでどこまで行けるか?最低でも60km位は稼がないと次がきつくなるので挑戦です。
4日目は神戸まで足を延ばして兵庫県立美術館でPerfume COSTUME MUSEUM!と、てんこ盛りの4日間。

先ずは前1日目
11:30頃に恵那駅へ到着、明智鉄道の改札で予約しておいた列車の乗車券を頂いた後、まだ50分ほど時間があるので駅前にある和菓子屋「ひとつばたご」で栗きんとんを2個購入、どこかで食して美味しかったら土産にということで。


 
まだ時間があるので連絡しておいた「和」へ、前回の旅の時に駅前で見つけたマッサージサロンで前回は野尻宿から馬籠宿まで歩いた後に施術していただきましたが、今回は時間がないので明日からの長旅に備え足裏マッサージのみをして頂きました。短い時間内で色々お話をして、もう一軒の栗きんとん屋を紹介していただいたので鉄旅の後にそちらも食して美味しいと思ったほうをお土産とします。
そろそろ時間なので明智鉄道の恵那駅に行くと一緒に乗る方々たちがすでに集合していました、予約しておいた列車は「きのこ列車」秋の味覚を味わいながら明智駅までの旅をする食堂車です。

列車に乗り込むとテーブルの上にはすでに料理がお箱の中に、期待が膨らみます。
この列車は普通のロングシートの前に折り畳み?机を並べるという何とも手作り感満載の食堂車、聞けば今盛んにある豪華食堂列車などに先駆け食を楽しむ観光列車としては全国でも先駆者的な存在とか。以前「ろくもん」に乗りましたが水戸岡鋭治さんデザインの豪華個室食堂列車も良いけど、このような列車も楽しそうです。
列車が走り出す前に食事開始、お箱に入った様々なきのこ料理には珍しいきのこや鮎の甘露煮などもはいっていて、加えきのこご飯と松茸の土瓶蒸しと豪華お食事を堪能しました、椎茸が無いのもナイス!です。


   
食事中に沿線の見どころをガイドさんが説明しながらの旅、沿線には日本一勾配のきつい駅(駅舎の土台が斜めってる)や極楽というなんともご利益のあるような... ?駅などを説明してくれました。

極楽駅は鉄印集めを始めたきっかけとなったBS11の「私たち鉄印帳はじめます。」で水沢エレナさんが訪れていました、明智鉄道の回をみて沿線の見どころは予習済みです。

ガイドさんと料理を配膳するおじさんとのやりとりはボケツッコミ漫才みたいで面白かったです。

この上に見えているつり革、何の変哲もないつり革に見えますが何と5500円/年で1個自由にメッセージを発信できるそうです、webから申し込めるらしいので興味のある方は。

終点は明智駅、ここで鉄印を頂いたあと岩村にも行きたいので40分程度ちょい急ぎでき大正村という街中を少し探索しました。
  

ここには明治時代を思わせる歴史のある建物が所々点在しています、が電車の関係もありここで時間をとるか岩村駅で時間をとるかを天秤にかけたとき、やっぱり城下町の岩村を堪能したいという事で次の電車で岩村へ向かいます。明智駅から岩村駅までは普通列車で、と、乗り込む電車には何ともど派手なラッピングが施されていました、ここ恵那では今年Rally Japanが開催されるようで恵那の様々なところにポスターが貼ってありました。

岩村駅は岩村城の城下町だったところで岩村城はその昔女城主がいたというとても珍しい城だったとのことです、駅を出て少し歩くともう城下町の雰囲気漂う道となります、すぐに五平餅の看板を見つけたので早速入ります。帰ってから恵那のあまからやで五平餅食べようかな、でも夕食前だしなと考えていたので丁度良いタイミングです。
客は誰も居ませんでしたが、焼き置きしているのでなく注文してから五平餅を焼いて頂き、暫く待って美味しいそうな五平餅が出てきました。五平餅は一般的に小判型の物が多いですがここの五平餅はお団子のような丸いものを串に刺した五平餅、奈良井で食べたのは串に刺さっていない丸く少し平べったい五平餅でしたのでお店によって様々なのが面白いです。
この店の名前は「あまからや」どうやら恵那駅前にあるお店と同系列みたいですが、酒屋の一角にちょこんと店がある姿が何ともほほえましい。
   

いよいよ、岩村町ぶら。
城下町の風情が残された町並みはなんといい雰囲気ですが、明日何かお祭りが有るようで何だか町の人が慌ただしく動き回っていました。
   

暫く行くと造り酒屋を発見!(知ってた)、ここは岩村城下町の岩村醸造で「女城主」という名前のお酒も。
何種類か試飲をしましたが(歩き旅ならではの特権)、これ!という味に出会わなかったのとこれから丸2日間日本酒を背負って60キロの旅は少々きついので購入せずに店を見学だけしました。
木曽路で出会った造り酒屋はその日の目的の駅までもう少しだったのと、自宅から車でBase基地の上諏訪温泉まで行ったので購入してバッグに押し込みましたが、今回は旅の荷物と共に歩く行程なので。
でもあの木曽の酒は忘れられないです、また買いたいけど行くのは大変。
 

駅前のQRコードでGetしたガイドマップ(アプリ)を見ると驚きの事実が、ここ岩村町は永野芽郁主演の朝ドラ「半分、青い、」のロケ地となった商店街だそうで恵那市岩村振興事務所には撮影に使われたセット(レプリカ?本物?)が展示されていました。
  

岩村を十分堪能した後は恵那に戻ってホテルにチェックインといきたいところですが例のもう一軒の栗きんとん屋さんへ、東西南北ではホテル方面ではあるが駅からみて南西と南東という事で結構距離ある、何とかお店にたどり着き栗きんとんをバラで2個購入しホテルに戻る途中で食しましたが「ひとつばたご」の方が好みでした、未だ閉店までに時間があるのでホテルにチェックインしてひとっ風呂浴びてからお店に行って発送の手続きをしてきました、何故かというと栗きんとんは生菓子なので賞味期限が短い、帰宅するのは3日後なので次の週末に美味しくいただけるように日付指定予約発送の手続きとなりました。
その足で夕食へ、昼も豪華でしたが夜はこれも調べておいた有りそうでない珍しいものを食しにホテル近くのご飯やへ。
向かったのは「素材蔵福吉」、ここの名物は飛騨牛ならぬ「飛騨旨豚」しかも炭火焼の「とんテキひつまぶし」が一押しらしいので注文、豚をひつまぶしにするのは初めてですがこれが美味!
鰻のひつまぶしに負けず劣らずどころか、こっちのほうが好きかもといった感想です。大満足でしたがもう恵那に来ることはないと思われ。。。
  

後はホテルに帰って大浴場でまったりして明日に備えます。

 



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