愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

自然へのマナーと自覚

2015-04-28 21:02:24 | 今に生きる

自然へのマナーと自覚

ゴールデンウイークが間近ですが、山や、川、海などに遊びに行かれる方も

多いと思います。

今は、世界的に大地の状態が不安定です。地震も多発していますし、

火山活動も活発です。ネパールの大地震は大変な被害をもたらしていて、

世界各国から救援活動に駆けつけていますが、思うように進んでいない

状況のようです。

これは他国だけの事ではなく、地球は地下で繋がっていますから、

日本でも何らかの影響は表れてきます。というより、すでに不安定な自然現象が

続いております。動植物にも異常が現われていて、渡り鳥が方向を見失い、

力尽きて海中に没するとか、クジラやイルカが浜に打ち上げられている事件が

多発しています。

桜島や霧島は噴火してまだ治まっておりませんし、昨年御嶽山が噴火しました

が決して収束したわけではないということです。

ハワイのキラウエア火山の噴火も小刻みに噴火を続けていますので

不気味な状況ではあります。

また、富士山とその周辺、伊豆半島沖の地震も続いているようです。

 

これらの状況に一喜一憂するのではなく、備えるべきことは備え、

必要な情報は頭に入れながら、やるべきことはやっておく覚悟が

大切です。

今の地球全体の状況を知っておき、自然に生かされていることに

感謝の気持ちを持ち続けることで、他者への慈愛が育ってきます。

災害に出会った人々への慈しみの心、自分のことのように思う優しい心、

それは、山、川、海などの自然への畏敬の念を持つこととも繋がって

います。

なぜかと言いますと、五月に限りませんが、登山者の遭難事故、川の

水遊びの事故、海での事故が増えています。

登山には、山に入るマナー、川には川に入るマナーが軽んじられています。

昨今は、太古から護られていた神聖な場所へも、気軽に行かれるようになった

ため、無防備で、軽い気持ちで遊びに出かける人が多いです。

その時の心掛けが不足しているように感じます。

これまでも同じような事故のニュースが流されてきていますが、やはり、

他人事のようで、自分は大丈夫という思いが占めているようです。

災難に遭わないためには、大人も自覚して、しっかり子供たちにも教えていく

ことが大切だと思います。

大人の道徳心、マナーの有無が、その背中を見て育つ子供達へ影響を

与えますので重要です。