小さな村の小さなダンサー
2009年/オーストラリア
実話
tatsujiiさん
男性
総合 80点
ストーリー 80点
キャスト 80点
演出 75点
ビジュアル 80点
音楽 80点
文化大革命の時代の中国の農村の一人の少年が
偶然バレエに出会う事によって彼の人生が大きく変わっていく事になる。
バレエを自由に踊りたいと言う決意が国と親を捨てる事になるとは。
それでもバレエを踊る事を選び一流のダンサーになる、ある日の公演に
招かれたVIPとは・・。ラストシーンに感動する。
バレエシーンの美しさが圧巻だ鍛え抜かれた体と練習を重ねた技術が
最高の美しさを表現する。
実話を原作とした映画化なのでストーリーに注文をつけようも無いが
政治的な背景が強く現れているように感じた。
映画 『小さな村の小さなダンサー』@シネスイッチ銀座
製作国 : オーストラリア
監督 : ブルース・ベレスフォード
脚本 : ジャン・サーディ
出演 : ツァオ・チー 、 ブルース・グリーンウッド
アマンダ・シュル 、 カイル・マクラクラン
オフィシャルサイト 『小さな村の小さなダンサー』
小さな村の小さなダンサー - goo 映画
実話が原作の物語り。
毛沢東の文化大革命政策の頃、中国の小さな村で貧しいが幸せに暮らしていた
11才の少年リーは素質を見込まれて突然北京の舞踊学校へ研修生として選ばれる。
バレーを見た事の無い少年は尊敬する先生の指導を受け練習に明け暮れる
15才になったリーは努力が奇跡を呼びアメリカへ研修に渡る事になる。
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初めてのアメリカ留学は驚きの毎日だった、学校で習ったきた事とは全く違う世界
もちろん踊りたいバレエを自由に踊れる、政府や政治を批判しても捕まらない。
めきめきと才能を伸ばし力を発揮し始めるリーは研修生の立場でプリンシパルの
代役を勤めるまでに実力を認められる。
そして同じバレエ団の団員エリザベスと恋に落ちるのだった。
しかし研修生の立場での留学には期限が有り帰国を迫られる
帰国しても自由の無い世界で国策に沿ったバレエしかできないと悩むリー
そうして彼が出した結論は・・・。
なんと言っても実際のバレエ団員が踊るバレエ・シーンが美しい
鍛え上げた肉体と訓練を重ねた美しい踊りが圧巻である。
北京舞踊学校時代のリーを演じるのはオーストラリア・バレエ・カンパニー
の団員、そして青年になったリーの役は英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の花形
プリンシパルのツァオ・チーが演じる。
中国の文化大革命の時代に、一人の少年の運命を変えるバレエとの出会い
そうしてバレエに人生を賭け踊り続ける事を決意する・・。
バレエを踊り続けプリンシパルとして世界を舞台にして活躍を続けてきた
ある日の公演に呼ばれたVIPとは・・、ラストシーンに感動させられる。
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