クレイジー・ハート
2009年/アメリカ
カントリー
tatsujiiさん
男性
総合 70点
ストーリー 65点
キャスト 70点
演出 65点
ビジュアル 65点
音楽 80点
カントリー自体が日本人になじみが無いように思うが
アメリカでは非常に人気のある歌である事が解る。
何よりの見所は映画で歌われるカントリーは全てジェフ・ブリッジス本人が
歌っている、またかつて弟子だったが今やカントリーのスーパースターとなったトミー
(コリン・ファレル)もまた本人が歌っている。
ジェフの歌は本物のカントリー歌手の様に渋く人生を感じさせる
この年になってどん底を味わった傷ついた者にしか歌えない愛がある。
フェニックスからサンタフェへ荒涼たる砂漠をポンコツ車を運転し移動する
ドサ周りの様子や、カントリーがアメリカ人にどれだけの人気が有るのかなど
ストーリーとは関係の無い所まで興味深く見ていました。
■英語以外の映画ベスト100[eiga.com 映画ニュース]より
イギリスの映画雑誌「エンパイア」が、英語以外の映画ベスト100を発表しました。
イギリスのエンパイア(EMPIRE)が、
英語以外の言語で創られた名画(The greatest films not in the English language)
世界の映画ベスト100(100 Best Films of World Cinema)を発表しました。
第1位に選ばれたのは、黒澤明監督の「七人の侍」(54)。
黒澤監督のあまたある傑作のなかでも、とりわけ世界の映画人に大きな影響を与えた
作品として知られる。エンパイア誌は、「アクションと人物造形、東洋と西洋、
ブロックバスターとアートハウスといった要素が完璧に融合した、あらゆる言語を
超越する傑作」と評価。黒澤作品はほかにも第22位に「羅生門」、44位に「生きる」
98位に「乱」がランクインを果たした。
それ以外の日本映画では、
10位「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)、16位「東京物語」(小津安二郎監督)、
31位「ゴジラ」、41位「となりのトトロ」、
51位「AKIRA」、69位「リング」、82位「バトル・ロワイアル」、
92位「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と、12作がベスト100に入っています。
ベスト10は以下の通りです、
1位「七人の侍」(日本 / 1954)
2位「アメリ」(フランス / 2000)
3位「戦艦ポチョムキン」(ロシア / 1925)
4位「自転車泥棒」(イタリア / 1948)
5位「パンズ・ラビリンス」(スペイン・メキシコ / 2006)
6位「アルジェの戦い」(フランス / 1966)
7位「シティ・オブ・ゴッド」(ブラジル / 2002)
8位「第七の封印」(スウェーデン / 1957)
9位「恐怖の報酬」(フランス / 1953)
10位「千と千尋の神隠し」(日本 / 2001)
映画好きな方はどのくらい見ておられるでしょうか
ちなみに私は古い物はテレビやDVDなどで見たのを含めると、
8位の「第七の封印」以外は見たように思います。
もっとも、英語以外の映画と分ける分け方がどうかとも思いますが
英語で作れば世界にマーケットが広がるのは分かりますが
映画には字幕や吹き替えという方法も有るので英語の映画も含めた
ランキングも見てみたいと思います。
映画 『クレイジー・ハート』@TOHOシネマズ シャンテ
[監督・脚本・製作]スコット・クーパー
[出演]ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール
ロバート・デュバル 、 コリン・ファレル
オフィシャルサイト『クレイジー・ハート』
goo映画『クレイジー・ハート』
本年度アカデミー賞、主演男優賞・主題歌賞、受賞作
かつて一世を風靡していたカントリーシンガー、バッド・ブレイクだが、
今ではドサ周りの日々を送っていた。
結婚生活は何度も破綻し、アルコールに溺れ、落ち目の日々を送っていた。
しかし、そんな彼の生活もジーンの登場により変化が訪れる
2人は愛し合うようになり、バッドにも新曲の依頼が来るなど、
事態は少しずつ好転していくが…。
(Goo映画より)
4度の結婚生活にも破綻し、かつての栄光を頼りにドサ回り
アルコールにどっぷり浸かるその日暮らしを送る毎日、せっかく現れた彼女と
新しい人生をやり直したいと言いつつもアルコールは止められない。
どうしようもない中年オヤジだが彼女の息子を預かって遊ばせている間にも酒を飲み
子供が迷子になってしまい大騒ぎとなり彼女の信頼も一気に失ってしまう。
さすがの飲兵衛も自分に嫌気がさして禁酒センターに自ら入り禁酒を誓う。
禁酒が成功し彼女に再会し許しを求めるが・・・
何よりの見所は映画で歌われるカントリーは全てジェフ・ブリッジス本人が
歌っている、またかつて弟子だったが今やカントリーのスーパースターとなったトミー
(コリン・ファレル)もまた本人が歌っている。
ジェフの歌は本物のカントリー歌手の様に渋く人生を感じさせる
この年になってどん底を味わった傷ついた者にしか歌えない愛がある。
フェニックスからサンタフェへ荒涼たる砂漠をポンコツ車を運転し移動する
ドサ周りの様子や、カントリーがアメリカ人にどれだけの人気が有るのかなど
ストーリーとは関係の無い所まで興味深く見ていました。
オルセー美術館展2010−ポスト印象派展が国立新美術館で開かれています。
モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーをはじめとする絵画115点が、
オルセー美術館からごっそり来日して連日の大人気となっているようです。
オルセーと言えば2005年にパリに行った際に訪ねてその時の写真をデジブックで
紹介しています、日本の展覧会では信じられないですが写真OKでした。
デジブックの中にも今回来日した作品がいくつかあると思いますのでご覧ください。
『オルセー美術館・デジブック』
http://www.digibook.net/d/8154a1b7a15bb609358d59577c207cbf/?viewerMode=fullWindow
ケンタとジュンとカヨちゃんの国
2009年/日本
行き場
tatsujiiさん
男性
総合 80点
ストーリー 80点
キャスト 80点
演出 80点
ビジュアル 80点
音楽 80点
行き場の無い若者の現実をぶち壊して
その先にあるのは希望か絶望か
重くて痛くて悲惨な物語は現代の若者の現実を描く。
カヨちゃんの存在が何の希望も見えない中で
雑草の様にしぶとく踏まれても蹴られても無視されても
生き抜く強さが一筋の明るさを与えてくれる。
映画 『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』@渋谷ユーロスペース
監督・脚本 : 大森立嗣
出演 : 松田翔太 、 高良健吾 、 安藤サクラ
オフィシャルサイト『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
ケンタとジュンとカヨちゃんの国 - goo 映画
孤児院で兄弟のように育ったふたりの若者。
親もお金も居場所も、夢を持つことさえどんなことか分からない彼らが、
すべてをぶっ壊して“ここ”から抜け出し、盗んだ車で走り出す――
ただひとつ、目指した小さな希望に向かって・・・
(goo映画より)
ケンタとジュンは、孤児院で兄弟のように育った幼なじみ。工事現場で
電動ブレーカーを使い、ひたすら壁を壊すだけの解体現場で働く日々を送っていた。
低賃金と過酷な労働環境、そして職場の先輩・裕也の陰惨ないじめに、行き場のない
いら立ちを募らせていた。
ある日ナンパに出掛けた二人は、カヨちゃんという女の子と出会う。
それ以来、ジュンはカヨちゃんの部屋に転がりこんでいた。
(goo映画より)
孤児院で育ち親を知らずに育った成年達、学歴は中学卒、働く場所はビルの解体現場で
電動ブレーカーでひたすら壁を壊す毎日だが、職場の先輩の陰惨ないじめにあう。
行き場の無い不安と不満をある日爆発させる、職場の事務所をぶち壊し先輩の高級車を
ボコボコにする、仕事用のトラックに先輩のバイクを積んで逃げ出す。
行き先なんて決めてなかったがケンタの兄が居る網走に向かう事にするが
網走って何処?
現代に生きる若者の閉塞感をぶち破る熱演をみせる松田翔太と高良健吾
二人がイケメン過ぎるのが難点かもしれない、カヨちゃんを演じる安藤サクラが不思議な
存在感があり重くて痛くて行き場の無い物語の中に光を感じさせてくれる。
現代のリアル、失業などで自殺者が増加し12年連続3万人超える日本
貧困層は学歴を得られず更なる貧困を生む。
いつの時代でも若者は不安と不満を持って生きているだろうが
とりわけ現代に生きる若者達の閉塞感はどんなだろうか。
昔の様に学生運動やデモで自分たちの意見を主張する事もない
増してや社会の底辺で必死に働き、もがいている若者達の考え方や
行動は知られていない。
そんな若者達の実態を知らされる思いでこの映画を見ました。
今日は曇り気味の逗子の浜です、波は穏やかで風は南から3~4m/sです。
曇りの日は日焼けの心配をしなくて良いのがいいですね。
早速いつもの様に逗子湾の沖に向かいます、逗子湾での南風は沖から岸へ向かって
吹くので風に逆らって沖に出るのは時間が掛かりますが、沖に出ると江ノ島がくっきり
見えてきて江ノ島の方向に向かって走ります。
2時を過ぎた頃から風が上がり4~5m/sから時には6m/s位になりました。
先週と同じようにプレーニングを期待しましたが風が少し足りなかったようで
もう少しという所でした、ジャイブやタックが大分慣れてきて成功率が上がってきました。
Youtubeの動画は私の所属するウインドサーフィン・スクール、マリン・ブルーのコーチが
自分も走りながら撮ったものです、映っているのはマリン・ブルーのメンバーです。
とても気持ち良さそうにプレーニングしてますね、自分もこのように走りたいと思い
練習しています。
水曜日はテニスの日
フランスのパリで行われていたた4大大会、全仏オープン
(賞金総額16,807,400ユーロ、 レッドクレー)は
大会14日目の5日女子シングルスの決勝が行われ
第17シードのフランチェスカ・スキアボーネ(29歳、イタリア)が
第7シードのサマンサ・ストーサー(26歳、オーストラリア)を、6-4 7-6(2)で下し
グランドスラム初優勝を遂げた。
大会最終日の6日、男子シングルスの決勝が行われ、
第2シードのラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が
第5シードのロビン・ソデルリング(25歳、スウェーデン)を6-4 6-2 6-4で下し
2年振り5度目の優勝を果した。
ナダルはフレンチオープンの全試合を1セットも落とす事無く完全優勝だった。
この優勝により、7日発表の世界ランキングでは、ロジャー・フェデラー(28歳、スイス)
に替わりランキング1位に返り咲くことが決定した。
全仏オープン2010車いす部門のシングルス決勝が4日に行われ、
世界ランク1位で第1シードの国枝慎吾(26歳)が、ノーシードから勝ち上がってきた
Stefan Olsson(23歳、スウェーデン) を6-4 6-0のストレートで下し、大会4連覇を飾った。
テニススクールではボレー練習がメインになってきた
ダブルスの試合で両チームが前へ出てボレーを打ち合う(ボレーVSボレー)の練習です。
コーチチームに対してスクール生・男子二人(私+もう一人のオジサン生徒)で練習し
かなり鋭いラリーが続き生徒チームがポイントを取った。
コーチがお付き合いしてくれているのだが、それでも自分たちが先にミスをしないで
ポイントが取れた事は大きな成長だと思い喜びたいです。
マイ・ブラザー
2009年/アメリカ
リメイク
tatsujiiさん
男性
総合 70点
ストーリー 70点
キャスト 75点
演出 70点
ビジュアル 70点
音楽 70点
この映画の原作は2007年12月に公開されたスサンネ・ビア 監督のデンマーク映画『ある愛の風景』のリメイクです。
この映画のコメントを書くにはどうしてもオリジナル作品との比較になってしまいます。
オリジナル作品の良かった点は表現が直接的ではなく観客のイメージに訴える描き方だった所です。
「マイ・ブラザー」では主演のトビー・マグワイヤーの迫真的な鬼気迫る熱演が良かったです。
映画 『マイ・ブラザー』@恵比寿ガーデンシネマ
製作国 : アメリカ
監督 : ジム・シェリダン
出演 : トビー・マグワイア 、 ジェイク・ギレンホール 、 ナタリー・ポートマン
オフィシャルサイト「マイ・ブラザー」
マイ・ブラザー - goo 映画
スザンネ・ビア監督によるデンマーク映画『ある愛の風景』を、トビー・マグワイア、
ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマンらのスター競演でリメイクした人間ドラマ。
戦場での“ある秘密”を抱えた帰還兵士とその妻、そして鼻つまみ者の弟を中心に
家族の崩壊と再生を描いている。
過酷な捕虜体験のために心が壊れた兄・サムをトビー・マグワイアが鬼気迫る表情で熱演。
妻の不貞をしつこく疑い、しまいには拳銃を取り出してしまうキレぶりが圧巻だ。
監督は『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』など、家族の在り方を描くことに定評のある
ジム・シェリダン。
戦争がもたらす心の傷と、それを家族の絆が癒すことが出来るのかを問う珠玉の感動作だ。
(goo映画より引用)
トビー・マグワイアの熱演が光ります、最初に予告編で見たときには彼とは
分からなかったくらいに体を絞り、頬は痩せこけスパイダーマンとはまるで別人のようです。
戦場での過酷な体験から精神に異常を来たした帰還兵を見事に演じています。
また原作もそうでしたが、子役の達者な演技にも驚かされます
久しぶりに迎えた父が元の父とは違う、父親との微妙な心理描写をしっかり表現していました。
「ハート・ロッカー」のように戦争の最前線ではなく、兵隊として夫を送り出し
夫の無事な帰還を願う妻と幼い子供たちの様子を描きます。
戦争の悲惨さは最前線の戦闘場面を描かなくても、それ以上に夫を待つ家族からも
伝わる事が分かります。
この映画の原作は2007年12月に公開されたスサンネ・ビア 監督のデンマーク映画
『ある愛の風景』のリメイクです。
原作の『ある愛の風景』を見たときのコメントをコピーします。
ある愛の風景@有楽町シネカノン
デンマークの女性監督の作品、前に「アフター・ウェディング」の監督で見たが作品としては「ある愛の風景」の方が先に作られている。
衝撃的な作品です、タイトルは恋愛映画のようですがまったく違います。物語は軍人の夫がアフガンの復興支援部隊に派遣され乗っていたヘリが撃墜される、幸せな生活を送っていた家族はいきなり父親をうしない・・・、ところが死んだはずの父親はタリバンの捕虜となり過酷な状況の中で生きていた、イギリス軍に助け出され無事帰国する、死んだと思っていた父親を突然迎える家族は喜ぶが、父は前の父ではなくなっていた・・・。
夏に北欧に行ってきましたがデンマーク、スェーデン、ノルウェーすべて徴兵制が有ります、(お隣の韓国、中国、台湾等にも有ります)そして徴兵制が有るという事はこの映画のような事が起き得るという事です。
日本でもイラク復興支援やインド洋沖の給油に派遣された自衛官が帰国後PTSDで悩まされている話も有ります、憲法改正や復興支援の為なら自衛隊を送り込んでも良いという話が出ています。
戦争に行くというのはどんな事なのか、残された家族の思いは、など平和な日本に居ると解りませんが、この映画を見て少し解る気がします。
監督の描き方は直接的な暴力シーンやセリフの説明は少なく観客のイメージに訴えるとても上手い表現だと思いました、子役たちが実に上手いのですがその演出も大変上手だと思いました。
今年も数多くの映画を見てきましたが沢山見ているとこんな素晴らしい映画に出会うことも有るので良かったと思います。
デジブック 『品川神社例大祭』
6月6日は品川神社例大祭の最終日でお神輿の宮入が行われる
品川神社は第一京浜国道に面し急な53段の石段を上がると本殿がある
お神輿がこの急な石段を登って宮入する所が大迫力の見せ場となる。
午後7時過ぎて辺りが暗くなり始めた頃に町内を巡幸してきたお神輿がいよいよ
神社に向かう、国道は大勢の見物客と担ぎ手で埋まり
お神輿が道路中央で暴れるように担がれ見物客から拍手が沸く。
http://www.digibook.net/d/dbd4c173a0dcbad1ad86c157f23abcff/?viewerMode=fullWindow
石段下で一旦気合を入れ直したお神輿がいよいよ石段を登り始める
見物客も一緒になって気合を入れる「オイサ、オイサ!!」
一気に数段上るかと思えばお神輿の重さでまた少し降りてくる
右に左に少し回りながら重いお神輿が少しづつ石段を登っていく。
石段の直ぐ傍に陣取り石段登りを堪能させてもらった
地元の品川にも伝統的なお祭りが引き継がれ生きているのを
嬉しく思いました。
いつもの散歩コースの品川公園の直ぐお隣に大井競馬場が在ります
ちなみに公園の南側のお隣は平和島競艇場です。
レース開催日というので競馬場へ散歩の足を伸ばしました、大井競馬はご存知の方も多い
でしょうがトゥインクルレースといって夕方から始まるナイター競馬で
第1レースの出走は14:20頃ですが最終レースは20:50頃です。
暗くなるとライトアップとネオンが綺麗なのですが、また別の機会に紹介します。
自分で言うのも何ですが、自分には全く博才がありません、競馬・麻雀・パチンコ
何をやっても勝った事は殆ど無いという悲惨さです。
競馬場へ来ても2~3レースを100円玉1ヶづつで買う程度で
もっぱら馬が走るのを眺めています、今日も見事にハズレました。
競馬場入り口に飾られた書道家・武田早雲氏の書「駆」