千頭駅発の代行バスに乗り、予定通りの11時7分に出発しました。大井川に沿って、来た道を戻りました。移動中は窓の景色をウトウトしつつ、ボーッと眺めていました。
11時41分、時刻表ピッタリに川根温泉ホテルバス停で降りました。流石に時間厳守の鉄道会社だけあって、代行バス便の運行にも隙がありません。降車後、家山駅へ向かって出て行く代行バスを見送りました。
バス停の時刻表を再確認しました。前回と同じ場所にやってきたわけですが、目的地が異なりました。とりあえず、昼食休憩も含めて約3時間ほど滞在する計画でしたので、帰りに乗る家山駅行き代行バスの時刻を15時1分と決めました。
今回の目的地は、前回訪れた川根温泉ホテルの西隣にある道の駅の温泉施設でした。
バス停から駐車場ぞいの歩道を進むと、上図の道の駅売店がありました。地元産の野菜や農産物、緑茶などを販売している直売コーナーでした。園芸用品も豊富にありました。
さらに西へ進んで、上図の道の駅の本館にあたる温泉施設の建物に向かいました。
この道の駅施設の正式名称は「川根温泉ふれあいの泉」です。温泉施設のほかに道の駅販売部、食堂、多目的スペース、休憩ルーム、大井川展望テラスなどを備え、総合的観光レジャー施設として整備されています。大井川流域のほぼ中央に位置して、ドライブ観光の休憩スポットとして親しまれているそうです。
まず二階に上がり、上図の広い座敷タイプの休憩ルームに入りました。この種の和室が他に3室ほどあったようですが、この日はここだけが無料で開放されていて、2人ほどの先客がくつろいでいました。
休憩ルームからは大井川展望テラスへ直接出入り出来ます。大井川本線の鉄橋が目の前です。橋を渡る列車の姿を見、撮るには絶好の場所ですが、このときは台風災害による不通区間にあたっていて、列車の通行するさまを見ることはかないませんでした。
大井川展望テラスは、御覧のようにゆったりとしたスペースがあって座卓や椅子も設けてあります。前回の巡礼で訪れた川根温泉ホテルのほうにも似たような展望テラスがありましたが、こちらのほうが広いように感じました。
ここで景色を見ながら食事することも出来ます。今回は内側の広い座敷タイプの休憩ルームのほうで、昼食休憩することにしました。 (続く)