気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く30 その6  濱名総社とハンバーガー

2023年05月30日 | ゆるキャン△

 濱名総社神明宮の拝殿前に着きました。ゆるキャンアニメ2期第4話に登場した建物です。

 

 このシーンですね。各務原一家がこの神社に毎年初詣していたというのは、一家の中央に居る祖母が近くの浜名湖畔に住んでいることも関係していたのかもしれません。

 

 ほぼ同じアングルで撮りました。アニメの描写では、門のようにも見えますが、れっきとした拝殿です。

 

 しかし、子供の頃に親しんだ神社が、ゆるキャンアニメの聖地になったというのは楽しい気分ですね。原作コミックでは描かれないスポットの一つなので、アニメ版で独自に追加された設定であったのかもしれません。

 

 拝殿の右横からの参道に進みました。上図の小さな鳥居をくぐって拝殿の右奥、本殿の下に行けます。

 

 子供の頃も、ここまで伯父に連れられて、大勢のイトコたちと一緒に手を合わせて拝礼をしたものです。そうやって子供の頃に教わった神前所作のルールは、今でもちゃんと覚えていますから、子供へのそういった教育は大事だなあ、と改めて思いました。

 

 濱名総社神明宮の本殿です。高台の削平段に建てられています。外から見ると神明造の屋根が目立つ江戸時代後期の建築ですが、古代以来の古式を踏襲しており、高床とせず礎石上に土台を置き板材を井籠に組む形式で、板倉造(井籠造)と呼ばれます。全国でも類例が稀な建築で、国の重要文化財に指定されています。

 この変わった建物形式は、この神明宮が浜名湖地域から伊勢神宮へ運ばれる貢進品の収納庫として使われた、という由緒に拠るものとされ、当地が伊勢神宮の直轄領であった歴史が背景にあるようです。

 

 かくして、この日の唯一のゆるキャン聖地スポット巡りは、懐かしい思い出に浸る機会ともなって、楽しく過ごせました。

 

 帰りものんびり歩いて、15分ほどで三ヶ日駅に戻りました。時刻は13時40分でしたが、次の列車の時間までは一時間もありました。昼間の13時、14時台はどこの鉄道でも運行便数が最低限になりますから、これは仕方のないことと割り切って、駅舎内にある上図のカフェ「グラニーズバーガー&カフェ」で遅い昼食と休憩をとることにしました。

 

 なかなか良い雰囲気のカフェですね。天竜浜名湖鉄道の多くの駅舎にて、建物活用の一環としてテナントを入れており、飲食店などが駅舎内にありますが、こういったケースは他の鉄道会社ではあまり聞きません。多くの駅は無人駅なので、その管理も委託しているのかもしれませんが、なかなか合理的で有効な取り組みだと思います。

 

 三ヶ日駅は、無人駅ではなくて業務委託駅としての扱いになっています。おそらく天竜浜名湖鉄道の関連会社、例えばステーションサービス等に、運転取り扱いを除く全ての業務を委託しているのでしょう。ですが、我々駅利用者にとっては、駅員さんが居るという点において、直営駅と大して変わらないです。

 

 さて今回は、上図のハンバーガーとココアの組み合わせをいただきました。こちらのお店は、三ヶ日町のご当地ブランド牛を使用した「三ヶ日牛バーガー」が有名で、ほかに地元特産の浜名湖みかんを使用した「三ヶ日みかんサイダー」などのご当地メニューを提供していることで知られます。
 なので、今回の巡礼での昼食場所候補の第一に決めていましたが、予定通りでした。

 こちらのメニューはボリュームがあることで知られていますが、今回の私にとっては有り難いことでした。掛川を出てから一切飲み食いしていなかったうえに、濱名総社神明宮までの往復で約30分ほど歩いて、かなり空腹だったからです。なので、この量でも少し足りないぐらいで、時間をかけてゆっくりと食べ、飲みました。

 グラニーズバーガー&カフェの公式サイトはこちら

 

 店内の壁に貼ってあった初期のゆるキャンコラボポスターです。2021年にゆるキャンラッピング車輌の運行が始まった頃から主要各駅に貼ってありましたが、アニメに登場して聖地となった気賀駅、浜名湖佐久米駅の二ヶ所には、サイズの大きい大判が貼ってあったと記憶しています。

 その後に気賀駅、浜名湖佐久米駅の二ヶ所にはアニメ版のタペストリーやポスターも貼られたため、上図の初期のポスターは外されていたと聞きました。私自身は、このポスターは天竜二俣駅、気賀駅、浜名湖佐久米駅、西鹿島駅の4ヶ所で見かけましたから、ここ三ヶ日駅で5ヶ所目となりました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする