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ゆるキャン△の聖地を行く22 その6  井川大橋へ

2021年12月17日 | ゆるキャン△

 井川駅のすぐ下の道路に面した広場には、かつては土産物屋や食事処だったと思われる廃小屋がありました。広場の端には上図のように観光地図板とバス停がありました。

 

 観光地図板に近寄って、今回の計画コースを確認しました。上の地図では、左端の「現在地」つまり井川駅から右側の「井川本村」までの範囲が表されていましたが、聖地巡礼の目的地は地図外にも一ヶ所がありました。井川湖に架かる井川大橋で、上の地図の外の右側から上あたりに位置します。その井川大橋まで行き、折り返して井川本村の聖地スポットを回り、西へ進んで廃線跡を経てここ井川駅に戻ってくる、という予定でした。

 

 井川地域には、御覧のように地元の自主運行バスが運行されています。平成20年5月31日にバス事業者が運行を廃止した「静岡井川線」を引き継ぐ形で、井川地区の生活交通の足の確保を図るために、平成20年6月1日より運行を開始したものだそうです。
 この日の井川地区での聖地巡礼は大半を徒歩で回るのですが、井川大橋だけがかなり離れた位置にあるため、そこまで徒歩で行くと時間が倍ぐらいかかって、井川線の帰りの列車に乗れなくなります。なので、井川大橋までの往復ルートはこの自主運行バスを利用することに決めていました。
 井川地区の自主運行バスに関する案内情報はこちら

 

 自主運行バスの井川駅前バス停の時刻表です。駅から井川本村および井川大橋へは、右側の「白樺荘方面行き」を利用します。井川駅に11時に着きましたが、これに連絡する11時15分の便があるので、それに乗る事にしました。

 

 11時14分にバスがやってきました。バスというよりワゴン車で、9人乗りでした。乗客は私だけでした。運賃200円を払いながら運転手さんに「井川大橋まで行きたいのですが」と伝えると、「帰りはどうなさる?帰りもバス?」と聞かれました。
 この便で行くと井川大橋のバス停には11時43分に着きます。同じバス停から井川本村へ向かうバス便が11時51分にあるので、それに乗りたいと答えると、「そうでしょうねえ、それしかありませんからねえ」と納得された様子でした。11時51分発の次の便は14時7分発ですから、帰りの井川線の列車に全然間にあいません。
「井川大橋を渡られるの?」
「ええ、まあ・・・。いったん端まで渡って、それから引き返してバス停に戻る積りですが・・・」
「帰りのバスまで8分しか無いからね、気をつけてね。かなり長い橋だから渡るのも時間がかかるよ」
 実はそれが心配でした。井川大橋は全長258メートルの吊橋ですが、高所恐怖症の故に吊橋をおそるおそる渡る私が、その往復をたった8分でこなせるかどうか、まったく自信が無かったのでした。

 

 11時43分きっかりに井川大橋のバス停に着きました。それまでの間、井川地区のあちこちの見どころなどを説明して下さった親切な運転手さんは、「帰りのバスとこの先ですれ違いますんでね、その時にあちらの運転手にあなたの事伝えておきますんでね」と言って下さいました。この日の初めての乗客が私だったのだそうです。地元民のための自主運行バスですが、あまり利用者は居ないようでした。

 

 井川大橋のバス停です。

 

 時刻表を見ると、帰りの便つまり「横沢方面行き」の次の便は11時51分とありました。事前に調べておいた通りでした。既に滞在タイム8分はスタートしていましたから、急いで橋へと向かいました。

 

 バス停から分岐路を下へ降りたところに井川大橋の長い吊橋がかかっていました。全長258メートルですが、見た感じではもっと長さがありそうに思えました。

 

 とにかく、ついに井川大橋までやってきました。この吊橋が、ゆるキャン原作コミック第11巻32ページに登場して志摩リンと土岐綾乃がバイクで渡ったところなのでした。
 井川地域の聖地巡礼の1番目で、かつ一番遠い位置にあるので、無事に来られたことに安堵しましたが、持ち時間が8分しかないので急いで渡ることにしました。しかし、渡ろうとした途端に思わぬ事態に陥ったのでした。  (続く)

 


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