漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

落葉に思想を込めたくなるのは…

2011年01月15日 21時57分18秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 去年の今頃、第15話の始めの方で登場した老貴婦人、
― ( この人、これからは、 「 落葉の貴夫人 」 と呼びますね。)
― は、枯葉を見て、ウォルポールさんに愛を語りたくなり、
ウォルポールさんはドン引きしかかったのですが、
ハリソンさんの方は哲学したくなったのか…マー坊にドン引きされています。

 年を取って死を意識するようになると、
落葉に思想を込めたくなるものなのでしょうか ―― ?

 ともかくもハリソンさん、
負けたからといって、童子のように感情を爆発させて悔しがるのもどうかと思い、
別の方向でそれを表現したんでしょうけど、
マー坊に年寄り扱いされて、
結局は激怒しているのでした。


 今日の続きは明日。

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