「 めぐり逢う魂 」 は、第7話にも書きましたが、
シドニー・ソーホーさんが、60年の年始に発表して、
トリストラム・シャンディさんに売り上げが大負けしてしまったという、
内容はほとんど 「 18世紀英国版冬のソナタ 」 といった純愛小説です。
アラベラさん、インド在住時代の実らなかった悲しい初恋と、
両親から受け続けた理不尽な仕打ちへの恨みが原因で、
現在の彼女の周りにいる心優しき人達を振り回し、
チョン・ユジンさんのように自覚もなしに 「 魔性の女 」 となってしまっているのでした。
第14話は7月4日 ( 土 ) からの開始予定です。