ハリソンさん、1765年10月現在はマッコテ冴えない風采ですが、
英国の「慶応義塾」に相応する大学を卒業している上流家庭出身のインテリで、
落ちぶれてからは新聞記者もしていたという設定なので、ルソーさんの事は知っていたんですわな。
ルソーさん、「エミール」でだったと思うけど、
「女性は男性の気に入るように生まれ付いている、男性も女性に気に入るようにしなくてはならないとしても、それ程必要な事ではない。」
とか、現代の女性が読むと「はぁ↑?」とか言いたくなるヘンな所が沢山あるのよね!
逮捕~っ!!
わたし病気になりそう。
わたしもうすでに十分バカだけど、
ルソーさんの文章では、バカになるのも理屈やお説教が必要みたいで、
とっても難しそうだもの。
それじゃ「自然」でも何でもないじゃんかよっ!
ルソー殿、生い立ちがぐちゃぐちゃじゃの~。
これじゃあ、「世間への呪詛が著作を書かせたんじゃないか?」
なんて、後世の頭はいいが意地はとんと悪い人達からいろいろ勘ぐられても当然なくらいひど過ぎる。
そして…ゴーカン事件も起こしています。
それからマザコンでドMだったそうです。
奥さんとは長年連れ添っていても、相当後まで正式に結婚しませんでした。
でも子供は5人生まれて養育院送りにしました。
そして、その事を1764年にライヴァルのヴォルテールに
バラされてしまいました。
その子供達どうなったのかしら?
お父さんから人付き合いが苦手な遺伝子をより受け継いでいたら、
その人生は相当過酷だったんじゃないかしら?
何か、ヘンタイで、可愛がられ下手で、
もーホントにダメダメな人…って感じィ~。
ルソーのヤローに比べたら、
ローレンス・スターンなんて
全然フツーでいいヤツじゃんかよ!
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「ファニー・ヒル」/ジョン・クレランド(1710-89)作
/吉田健一訳/河出書房新社
ハリソンさんが言っている、
「お裁きの伝説」が起こったという本です。
この本、前にパンダ君とウサちゃんが言っていたように、
少女小説の振りして図書館や書店にフツーに置いてあったりしますが、
読んでみたらブッ飛びの内容です。
こっちの方が全然ハァハァの「オカズ向き」だぜ!
「トリストラム・シャンディ」なんて、
全然ムラムラ来るトコねぇじゃんかよっ!!
この子は不適切な発言ばっかりしても~。
来週はハリソンさんが「ヌーヴェル・エロイーズ」&ルソーさんに対して思っている事。
マー坊が「英語の会」でして来た事。
〈次回の更新は8月の2・3日です。〉