「暗くなるまでこの恋を」

1970年公開の映画の紹介です

監督は、フランソワ・トリュフォー。
ウィリアム・アイリッシュ著・『暗闇へのワルツ』が原作の、フランス製作のミステリー映画です。
主演・出演は、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン＝ポール・ベルモンド、ミシェル・ブーケ。

インド洋に浮かぶレユニオン島。
たばこ会社を経営しているルイ・マエは、ネクタイ選びに時間をかけ港に向かいます。
自宅で働く女性たちは、「文通で、会った事もないらしい」と噂します。
船が到着し、降りる人々を食い入るように見つめるルイですが、写真の栗色の髪の女性は現れず落胆します。
すると、鳥かごを片手にした金髪の美しい女性がルイに声をかけてきます。
自分はジュリーであると名乗り、容姿が違う理由を説明するのです。
安堵とジュリーの美しさに喜ぶルイは、助手席に向かい入れ豪邸に着くと、自分も金持ちだと言う事を隠していたと白状します。
即座に結婚式を挙げた夜、1人で寝るジュリーはうなされていてルイが寄り添うと暗い中ではねられないとジュリーは言うのです。
翌日、コーヒーを飲むジュリーに、ルイは驚いて「紅茶しか飲まないのでは」と尋ねます。
ルイはジュリーに夢中になり、銀行で共同口座としてジュリーがいつでも引き出せるよう手配するのです。
ある日会社のルイ宛てに、ジュリーの姉から電話がかかり「妹と連絡が取れない」とまくし立てます。
不審に思いルイが急いで帰宅するとジュリーの姿は見えず、ルイは慌てて銀行に向かうのです・・・

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ルイ役は、このころ30代後半の故・ジャン＝ポール・ベルモンド。
｢ライオンと呼ばれた男｣(1991)では、セザール賞主演男優賞を受賞しています。
｢勝手にしやがれ｣(1960)、｢勝手にしやがれ｣(1967)、｢ボルサリーノ｣(1970)、｢華麗なる大泥棒｣(1971)、｢アマゾンの男｣(2000年製作、公開は2021)などの主演があります。

ハリウッドのリメイクがあります。

｢ポワゾン｣(2001)　※　R-18指定
監督：マイケル・クリストファー
出演：アントニオ・バンデラス、アンジェリーナ・ジョリー

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ストーリーはさておいて、素敵なカップルでございます　(*´∪｀*)