ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「すばらしき世界」

2022年03月29日 | 日本映画
2021年2月公開の日本映画の紹介です

監督は、西川美和。
佐木隆三の小説「身分帳」が原作のドラマ映画です。
主演・出演は、役所広司、仲野太賀、橋爪功、梶芽衣子、六角精児、長澤まさみ、安田成美。


旭川刑務所。
身なりを整えた元やくざの受刑者・三上正夫は、出所前の面接で犯した殺人事件の事をどう思うか聞かれます。
短気な三上は「判決は不当と思っている」と話すと、反省するよう言われ13年ぶりに外に送り出されます。
雪の中バスに乗り、その後上野駅に着くと身元引受人の弁護士・庄司が迎えに来ていました。
庄司の妻と食卓を囲み、暖かい言葉をかけられた三上は涙するのでした。
しかしその後生活保護を受ける手続きの最中、三上は頭を抱え倒れてしまうのです。
一方、ディレクターの津乃田は届いた封筒を開けると『身分帳』と書かれた束が入っていて、プロデューサー・吉澤に確認します。
三上正夫の出生や事件の事などが詳しく書かれていて、吉澤は出所した三上が更生して母親と会う事を記事にするよう強引に依頼するのです。
津乃田は入院している三上を訪ね、『身分帳』を出しながら話を進めます。
その後も津乃田は引っ越しを手伝ったり、裁縫の経験がある三上の作業を見たりするのです。
ところがある日、吉澤と3人で焼き肉の帰り、三上はチンピラに絡まれている中年男性を庇います。
そしてチンピラに暴行を加える人の変わった三上の姿を見た津乃田は、逃げ出してしまったのです・・・

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この映画は、シカゴ国際映画祭で、「観客賞」「インターナショナルコンペティション部門 ベストパフォーマンス賞/役所広司」を受賞しているようです。

日本アカデミー賞では、「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀主演男優賞/役所広司」「優秀助演男優賞/仲野太賀」の受賞があります。

津乃田役は仲野太賀。
俳優・中野英雄のご次男だったんですね。
「孤高のメス」(2010)、「桐島、部活やめるってよ」(2012)、「あん」(2015)、「追憶」(2017)などの出演は、旧芸名『太賀』
「MOTHER マザー」(2020)、「泣く子はいねぇが」(2020)などの出演、主演、
「ある男」が今年公開予定です。





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コメント (6)
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