「ホワイトアウト」

2000年公開の日本映画の紹介です

監督は、若松節朗。
真保裕一の小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市、石黒賢、吹越満。

新潟県奥遠和ダム。
猛吹雪の日に遭難者2名の連絡を受け、ダム運転員の富樫と吉岡は救助に向かい発見します。
途中転落して吉岡が骨折してしまい、富樫は吉岡から方位磁石を借り応援を呼びに戻ります。
しかし強風に地図は飛ばされホワイトアウトで視界が全くない状態になり、富樫はビバークを選択するのです。
その為救助が遅れ吉岡は遺体で運ばれ、恋人の千秋は涙を流します。
数カ月後。
その後千秋は吉岡の勤務先を訪問する為、ダムの課長の車でたくさんのトンネルを通り抜けます。
すると不審な車が止まり、様子を見に行った課長は射殺され千秋は車に乗せられてしまいます。
一方、ダム内でも中継車を装ったバスが乗り込み数人の男性が侵入します。
外に出た社員は男に撃たれ、一緒に出ていた富樫は身を隠します。
間もなく男たちは奥遠和ダムの電力所に連絡を取り、ダムを乗っ取った事と24時間以内の要求を伝えます。
逃げる事を考えた富樫は、爆破されふさがれたトンネルの崩れてきた瓦礫ににビビります。
しかし乗り捨てられた車の中に吉岡のジャケットがあり、千秋が来たことを知った富樫は皆を救出する為に戻り、立ち向かうのです・・・

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『ビバーク』とは、登山やキャンプなどにおいて、緊急的に野営することです。
『ホワイトアウト』は、雪によって視界が奪われてしまう気象現象です。

この映画は、日本アカデミー賞で「最優秀助演男優賞/佐藤浩市」「最優秀録音賞」の受賞、
他、「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀主演男優賞/織田裕二」「優秀主演女優賞/松嶋菜々子」「優秀音楽賞」「優秀撮影賞」「優秀照明賞」「優秀美術賞」「優秀編集賞」などたくさんの受賞があります。

ブルーリボン賞では、「最優秀主演男優賞/織田裕二」の受賞があります。

やはる、やはり、『日本版のダイ・ハード』の話題もあったようですね。

撮影は『黒部ダム』
準備段階や、撮影開始で暖冬にあたったり、かなりの歳月を要したようです。
原作を気に入り、オファーを快諾した織田裕二。
気温は常に氷点下20℃前後、時に氷点下30℃まで下がる中、フリース1枚で「ホワイトアウト」の中の織田曰く、
「ほとんどドキュメンタリ。この状況じゃ計算した演技なんてできこっない」 

私生活でも親友とか

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