ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「荒野の用心棒」

2022年04月11日 | 西部劇映画
1965年公開の映画の紹介です

監督は、セルジオ・レオーネ。
イタリア制作の、マカロニ・ウェスタンです。
主演・出演は、クリント・イーストウッド、ジャン・マリア・ヴォロンテ、マリアンネ・コッホ。


アメリカ=メキシコ国境、小さな町サン・ミゲル。
流れ者の“名無しの男”は木に馬の綱をくくりつけ、水を飲み町の様子を見ます。
建物に入ろうとした男の子は追い出され、向かいの建物の男は「女房を返してほしければバクチの借りを返せ」と怒鳴られます。
“名無しの男”が町の中に入ると、「出てけ」と男たちが銃で馬を煽ります。
意を介さず酒場に入った“名無しの男”は食べ物を注文し、店主から町の状態を聞きます。
「ロホス兄弟とバクスター2人のボスが仕切っていて、葬式と埋葬が盛ん。」
ボスが2人とは面白いと言い、“名無しの男”はどっちの勢力が優勢か訪ねます。
外に出た“名無しの男”は優勢と聞いたロホスの建物に向かって怒鳴ります。
「用心棒に雇われてもいい」
そして“名無しの男”は、絡んできたバクスターの男たちをあっという間に撃ち殺したのです。
ロホスは早撃ちの“名無しの男”を丁重にもてなし、“名無しの男”は側近の男からロホスの弟・ラモンに叶うやつはいないと聞きます。
会ってい見たいものだと思った“名無しの男”は、間もなくラモンの悪行を目にする事になるのです・・・

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この映画は黒澤明の『用心棒』が元になっていますが、なんと許可を得ていなくて裁判沙汰になったようです。
『荒野の用心棒』の製作会社は謝罪して配給権・賠償金など支払っているんですね。

“名無しの男”役は、
ヘンリー・フォンダ、ヘンリー・シルヴァ、ロリー・カルホーン、トニー・ラッセル、スティーヴ・リーヴス、タイ・ハーディン、ジェームズ・コバーン
全てに断られたようです。
『ローハイド』出演のクリントが目にとまったんですね。
ふくの目にも止まりましたですよ(笑)

続編が2本あります。

「夕陽のガンマン」(1967)
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテ

「続・夕陽のガンマン」(1967)
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラック

※ 因みに下記は全く関係はないようです。

「続・荒野の用心棒」(1966)
監督:セルジオ・コルブッチ
出演:フランコ・ネロ、ロレダーナ・ヌシアク




お立ち寄りと、ポチ押しの応援ありがとうございます
クリントはこの時すでに30代中盤、遅咲きだったんですね
コメント (4)
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