ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「卒業」

2024年07月26日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1968年公開の映画の紹介です

監督は、マイク・ニコルズ。
サイモン&ガーファンクルの“サウンド・オブ・サイレンス”が印象的な、青春・恋愛映画です。
主演・出演は、ダスティン・ホフマン、アン・バンクロフト、キャサリン・ロス。


(あらすじ)
大学で陸上部のスター・新聞部の部長など活躍したベンジャミンは、卒業し故郷のロサンゼルスへ帰りました。
自宅ではベンの卒業記念パーティが開かれ、両親の友人たちが集います。
しかし乗り気でないベンは接待もほどほどに自分の部屋に戻るのです。
すると父の友人の妻・ミセス・ロビンソンが部屋に入り、自宅まで送って欲しいとベンに言います。
仕方なくベンは送りますが、ミセス・ロビンソンはあの手この手でベンを引き留め、誘惑しようとするのです。
しかし夫が戻り、ベンは何事もなく帰宅します。
ところが、大学院にもいかずダラダラ過ごすベンは、ある日ミセス・ロビンソンをホテルに誘ってしまうのです。
間もなくロビンソン宅の大学生の娘・エレーンが大学から帰省し、
ベンの父は誘うようにとベンに半ば強引に言います。
ミセス・ロビンソンからエレーンには会わないよう言われていたベンは、
仕方なく誘うもエレーンを酷い扱いをしてしまうのです。
ところが泣いてしまったエレーンにベンは驚き、慰めます。
そして、その後車の中で、昔から好きだったことをベンは打ち明けるのです。
しかしデートの約束を知ったミセス・ロビンソンは怒り狂い、
エレーン娘に全部話すとベンを脅すのです・・・

*********************************
エレーン役はこのころ20代のキャサリン・ロス。
「明日に向って撃て!」(1970)以降はテレビ関係が多くなったようです。
「明日に向って撃て!」では英国アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

ベンジャミン役は当初ロバート・レッドフォードが依頼されていたようで、断りの理由が、
「僕が女を知らない男に見えますか」
だったんですねー

引き受けたダスティン・ホフマンは、脚本のベンが『背が高く金髪』だった為、
「絶対僕じゃない」
と、言ったとか言わなかったとか。

観た後で、クレジットなしのリチャード・ドレイファスの出演を知りました。



名場面です

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映画に夢中になったのは80年代ですので、
この頃の映画は結構ずいぶん後に観ているものが多いです

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「オールデイ・アンド・ア・ナイト: 終身刑となった僕」

2024年07月26日 | ドラマ映画
2020年配信の映画の紹介です

監督は、ジョー・ロバート・コール。
ドラマ映画です。
主演・出演は、アシュトン・サンダース、ジェフリー・ライト、レジーナ・テイラー。



(あらすじ)
カリフォルニア州。オークランド。
夜、ある家の前に到着した青年・ジャコールは銃を2丁隠し持ち、
庭から建物に入ります。
部屋に入ったマルコムと女性は、ジャコールに銃を突き付けられ驚きます。
ジャコールが自分を知っているかと問うと、マルコムは答えます。
「もちろん、ダチだろ?」
ジャコールは「違う」と答え銃を放ちました。
裁判で被害者の他界した女性の母親が証言台に立ち叫びます。
「反省もせず、なぜ理由を言わないのか」
ジャコールは無言のまま終身刑となり収監されました。
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少年時代、父の暴力に耐え続けたジャコールは、成人して付き合うシャンティから妊娠したと聞き喜びます。
ジャコールはまとまった収入が必要になり、靴屋で働き始めますが、
ある日スタナというギャングのボスから下で働くよう声をかけられます。
その地域では、スタナとマルコムという一味が幅を利かせていたのです・・・


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実話かと思いましたら、違いました。
サブタイトルの“僕”は、ジャコールの雰囲気を見るにつけ違和感が押し寄せます。
身近には感じられない世界観ですが、
語りで入るジャコールの言葉が印象的でした。

ジャコール役は、アシュトン・サンダース。
「ムーンライト」(2016)では、MTVムービー・アワード/ベストキス賞などという賞を受賞していました。
「イコライザー2」(2018)、「ネイティブ・サン ~アメリカの息子~」(2019・劇場未公開)、
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」(2021・劇場未公開)などの出演・主演があります。




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