ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ベネデッタ」

2024年11月06日 | 実話をもとにした映画
昨年公開の映画の紹介です

監督は、ポール・バーホーベン。
フランス・ベルギー・オランダ製作の、伝記映画です。
主演・出演は、ヴィルジニー・エフィラ、シャーロット・ランプリング、ダフネ・パタキア。


(あらすじ)
17世紀のペーシャ。
幼いベネデッタ・カルリーニは、修道院に向かって両親と馬車で揺られます。
すると暴漢に襲われ母のネックレスを奪われますが、
物おじしないベネデッタの態度で暴漢たちはネックレスを返し退却しました。
修道院では修道院長フェリシタのもと、数十人の修道女がひそやかに過ごしています。
着いたその夜、ベッドを抜け出して聖母マリア像に祈るベネデッタは、突然倒れてきた像の下敷きになります。
しかし無傷だったことで「奇跡」と皆驚くのです。
18年後。
ベネデッタはキリストの幻視を見るようになり、ある日寝ている間手足に“聖痕”が現れました。
傍に花瓶の破片が落ちていたことでフェリシタの娘・クリスティナは疑いますが、
巡礼者が増えることによる寄付の増加を考えた主席司祭は、
ベネデッタを院長に任命したのです。
数年前からベネデッタは部屋を共にするバルトロメアと性交を続けていました。
それは、ある人物の知るところとなるのです・・・

*****************************************************
元になっているのは、
ジュディス・C・ブラウンのノンフィクション、
『ルネサンス修道女物語:聖と性のミクロストリア』のようです。

その時代の、修道女たちの生活が伺えるシーンが多々ありました。

目にしていない俳優陣が多い中、シャーロット・ランプリングの出演は何処か安心します。
修道院長フェリシタの役どころで、今年78歳です。
イギリスの女優さんで、歌手でもあるんですね。
「スイミング・プール」(2003)では、ヨーロッパ映画賞/女優賞、
「ともしび」(2017)では、ヴェネツィア国際映画祭/女優賞を受賞しています。
たくさんの主演・出演作品があります。
観ていないんですが、「愛の嵐」(1974)で注目されたようです。
他、「オルカ」(1977)、「エンゼル・ハート」(1987)、
近年でも、「さざなみ」(2015)、「レッド・スパロー」(2018)、
「DUNE/デューン 砂の惑星」(2021)シリーズがあります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「不都合な記憶」

2024年11月06日 | 日本映画
今年9月配信開始の映画の紹介です

監督は、石川慶。
SF・スリラー映画です。紹介ではSF・サイコサスペンス、とも、サスペンスロマンスとも言われています。
主演・出演は、伊藤英明、新木優子、水間ロン、ジアッブ=ララナー コーントラニン。



(あらすじ)
西暦2200年。大津波で地球が壊滅し、富裕層が地球外コロニーに住んでいる時代。
シャトルで到着したマユミは、迎えのナオキと共に“メタスペース”に入る用意をします。
不安な面持ちの真由美は、
「現実と仮想世界の区別がつかない。」とナオキに話します。
入ると2人は医師の前に座り、医師はマユミに状態を聞きます。
処方箋を渡した医師は、リラックスを心がけるようマユミに話しました。
自宅ではマユミは陶芸で陶器を作り、ロボットの“KYUU”に手伝ってもらいながら夕食の支度をします。
その後、マユミの様子を観察するナオキは、
「おまえはマユミじゃない。」と言い、首にナイフを突き立てます。
マユミはショートし、動かなくなりました。
6年前出会った2人は結婚し幸せに暮らしていましたが、ある日マユミが命を落としてしまいます。
ナオキはそのことを思い出しながら、医師にもっと前の記憶で新しいマユミを作るよう言います・・・

****************************************************
海外ではいくつか似た映画が思い出されますが、
日本では珍しいシチュエーションで楽しめました。
宇宙空間も素敵でした。
ロボットの“KYUU”は、話さないですが可愛かったです。

何体ものマユミを演じたのは、新木優子(あらき ゆうこ)。
テレビドラマの出演がたくさんあります。
映画は他に、「家族ごっこ」(2015)、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(2022)、
「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」(2023)、「キングダム 大将軍の帰還」(2024)などの主演・出演があります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
伊藤君は49歳に見えないっす

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング