ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ラスト・タイクーン」

2022年05月31日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1978年公開の映画の紹介です

監督は、エリア・カザン。
F・スコット・フィッツジェラルドの未完の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、ロバート・デ・ニーロ、ロバート・ミッチャム、トニー・カーティス、ジャンヌ・モロー、テレサ・ラッセル、ジャック・ニコルソン。


画面には作っている最中のモノクロの映画が映り、「最後をカットしよう」などと編集の段階に入っています。
映画の撮影所では日々見学者が訪れ、女性たちを連れた案内人は他界した美しい女優について話します。
そして夫のモンロー・スターはここにいる、と指を指すのです。
ある日地震が起き、停電の中モンローは撮影所の様子を見に行きます。
仕掛けの川にこれから使う大道具が流されてきて、女性が2人が乗ったままでした。
モンローは1人の女性にくぎ付けになり、その後“銀のベルト”を頼りに女性を探すよう依頼します。
若いモンローはやり手のプロデューサーで、会議でも的確な判断をします。
意見を求められた老齢のベテランも、「あなたは天才だ」という程でした。
間もなく女性の連絡先がわかり、モンローは電話をかけ面会を取り付けます。
ところが待ち合わせの女性は全く違う女性で、がっかりしたモンローは自宅まで送ると女性を車に乗せます。
女性は途中で降りてモンローに待つように言うと、出てきた女性はモンローが一目ぼれした女性・セシリアでした。
その後撮影所や女優に興味がないというセシリアは、やっとモンローとのドライブの約束をします。
海辺に建ったモンローの自宅は未完成で屋根がついていない状態でした。
2人は暫くそこで過ごし、分かれ際セシリアは車の中に封筒を無くしたと話します。
見つかったその封筒はモンロー宛で、気になるモンローは開封してしまうのです・・・

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原題は『The Last Tycoon』、
“Tycoon”の意味は「実力者、大物」で、『最後の大君』とも訳されているようです。

セシリア役は、テレサ・ラッセル。
この映画が映画デビュー作品のようです。
他、「マリリンとアインシュタイン」(1985)、「ブラック・ウィドー」(1987)、「ワイルドシングス」(1999)、「スパイダーマン3」(2007)などの主演・出演があります。

未完のF・スコット・フィッツジェラルドの小説は、文芸評論家エドマンド・ウィルソンが整理して出版したようです。

舞台やテレビドラマにもなっています。

テレビドラマ(2016-全9話)
出演:マット・ボマー、リリー・コリンズ、ケルシー・グラマー、ジェニファー・ビールス。



ずいぶん後から登場の、ジャック・ニコルソン

皆様、お立ち寄りありがとうございます
超豪華キャスト・・・まさかのラブロマンスでした (∩。∩;)ゞ

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2 コメント

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Unknown (Kawakami(偽者))
2022-06-01 06:08:48
タイクーンとは米国を通商を始めた際に
征夷大将軍を表す言葉として
幕府が作った言葉だそうです
返信する
おはようございます (Kawakami(偽者))
2022-06-01 07:10:28
なるほどですね 
豪華キャストでこの題名は
大スペクタル的な映画を想像してしまいましたよ
返信する

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