1982年公開の映画の紹介です
監督は、ブライアン・デ・パルマ。
「欲望」(1967)に影響を受けたらしい、サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョン・トラボルタ、ナンシー・アレン、ジョン・リスゴー、デニス・フランツ。
監督は、ブライアン・デ・パルマ。
「欲望」(1967)に影響を受けたらしい、サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョン・トラボルタ、ナンシー・アレン、ジョン・リスゴー、デニス・フランツ。
(あらすじ)
フィラデルフィア。
映画の音響効果の仕事をしているジャックは、製作中のB級映画を観ながら、
『風の音』は新しいのを使うべきと言われます。
夜、外の公園近くで音を拾うジャックは、恋人の会話やフクロウの鳴き声に微笑みます。
すると“バーン”という音の後、車が橋から落ち川に沈んでしまいます。
ジャックは飛び込むと、後部席の血まみれ男性を見、助けを求める女性を救い出します。
病院では警察に事情を話し、その時に亡くなった男性が選挙を控えた知事と知って驚きます。
その後知事の参謀から「何もなかった、見なかったことにしてほしい。」とジャックは言われるのです。
呆れたジャックは、ひたすら帰りたいという、救った女性サリーと車で病院を出ました。
その晩は追われるかもしれないと話し、2人はモーテルに泊まりました。
翌日、あるカメラマンが事件を映していたというニュースが流れ、ジャックは載っている雑誌を購入します。
連続写真を切り取りフィルムにすると、ジャックはあるものが映っていることに気づき警察に持っていきます。
ところがその頃サリーは、ある男に狙われ始めるのです・・・
*********************************************
この映画の原題は『Blow Out』。
意味は「吹き消す、〔風で〕消える 吹き飛ばす、爆破する」などのようです。
サリー役は、ナンシー・アレン。
今年73歳なんですね。
「キャリー」(1977)、「抱きしめたい」(1982)、「殺しのドレス」(1981)、
「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)などの主演・出演、
「ロボコップ」(1988)シリーズは、3作品出演しています。
その後の映画は、劇場未公開が多いようです。
フィラデルフィア。
映画の音響効果の仕事をしているジャックは、製作中のB級映画を観ながら、
『風の音』は新しいのを使うべきと言われます。
夜、外の公園近くで音を拾うジャックは、恋人の会話やフクロウの鳴き声に微笑みます。
すると“バーン”という音の後、車が橋から落ち川に沈んでしまいます。
ジャックは飛び込むと、後部席の血まみれ男性を見、助けを求める女性を救い出します。
病院では警察に事情を話し、その時に亡くなった男性が選挙を控えた知事と知って驚きます。
その後知事の参謀から「何もなかった、見なかったことにしてほしい。」とジャックは言われるのです。
呆れたジャックは、ひたすら帰りたいという、救った女性サリーと車で病院を出ました。
その晩は追われるかもしれないと話し、2人はモーテルに泊まりました。
翌日、あるカメラマンが事件を映していたというニュースが流れ、ジャックは載っている雑誌を購入します。
連続写真を切り取りフィルムにすると、ジャックはあるものが映っていることに気づき警察に持っていきます。
ところがその頃サリーは、ある男に狙われ始めるのです・・・
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この映画の原題は『Blow Out』。
意味は「吹き消す、〔風で〕消える 吹き飛ばす、爆破する」などのようです。
サリー役は、ナンシー・アレン。
今年73歳なんですね。
「キャリー」(1977)、「抱きしめたい」(1982)、「殺しのドレス」(1981)、
「フィラデルフィア・エクスペリメント」(1984)などの主演・出演、
「ロボコップ」(1988)シリーズは、3作品出演しています。
その後の映画は、劇場未公開が多いようです。
皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ブレイク時は結構作品を目にしていましたが、
その後の作品が少ないのを初めて知りました
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その後の作品が少ないのを初めて知りました
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音声という特殊な題材の珍しい映画でした。
特殊な題材が貴重でしたね
今ではそういうちょっとした捻りが少ない気がします
宅配でやっと観れたのでホッとしました
監督は、鬼才ブライアン・デ・パルマ。
私の大好きな「殺しのドレス」で、華麗にスリルの中へ、私を引き回してくれた監督です。
この映画の主人公は、何とジョン・トラボルタ。彼の役は、映画の効果マン。
サウンドを様々に繋いで、映画に迫力をつける仕事なのだが、超一流の映画会社ではなく、三流のポルノ・プロダクション。
しかし、腕前と情熱は、なかなかのもの。深夜に効果音を集めるため、テープレコーダーを持って、出掛ける事もある。
そんな中、彼は謎の事件を目撃し、しかも録音してしまうのだ。
この時、彼が助ける女性がナンシー・アレン。
当時のデ・パルマ監督の愛妻であり、「殺しのドレス」でも殺人鬼に追われて、ニューヨーク中を逃げ回った彼女だ。
トラボルタとアレンは、何者かに命を狙われる。
あの時、録音した"音"の中に、事件の鍵が隠されているからだ。
この映画のポイントの一つは、"音"。そして、もう一つが"映像"。
トラボルタは、謎を解くために、事件の現場写真が載った雑誌を買って来て、一コマ、一コマ、映画にとって再現する。
"音"と"映像"、まさに映画そのものの魅力を謎解きのポイントにしている面白さ。
デ・パルマ監督が、何より映画の魅力を充分、知り尽くしている強みだ。
アッと思わず声をあげる程、ワクワクさせる場面が展開する。
特に、クライマックスの悲痛なラブシーンは、華麗な映像表現で、映画史上に残る名場面だと思う。
とにかく、トラボルタがなかなかいい演技を示していて、それまでのニヤケた色男といった印象だったのを、この映画では仕事に全てを賭ける男の魅力、不正にあくまで立ち向かう男の勇気を見事に表現していると思う。
しかも、時に男の哀しみさえ滲ませているのだ。
アルフレッド・ヒッチコック監督を限りなく尊敬する、ブライアン・デ・パルマ監督らしさが良く出た、本格的なロマンティック・スリラーの傑作だと思う。
大昔から久々に観ましたが、
今ではあまり見られない題材を改めて楽しみました
ブログを始めて、再見することも多くなり、
本当にこのころから観続けてよかったと思っています