ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「おとなのけんか」

2023年11月17日 | コメディ映画
2012年公開の映画の紹介です

監督は、ロマン・ポランスキー。
ヤスミナ・レザの戯曲『大人は、かく戦えり』が元になっている、コメディ映画です。
主演・出演は、ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー。


(あらすじ)
遠巻きに子供たちの集団が移ります。
そのうち、11歳のザッカリーが同級生のイーサンを棒で殴り、前歯を折るけがを負わせるてしまいます。
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怪我をしたイーサンの自宅マンション。
来訪したザッカリーの両親/ナンシーとアランが見守る中、
イーサンの母・ペネロピがパソコンで喧嘩の概要などを打ちこんでいます。
出来上がった供述書を見て、イーサンの父・マイケルとナンシー、アランは承諾します。
お互い理解のある両親でよかったと話し、マイケルはナンシーをエレベーターに誘導します。
ところが、マイケルのとんでもない話にナンシーが眼の色を変え険悪になります。
取りあえずマイケルはナンシーたちにコーヒーを薦め、4人はソファに座ります。
座った直後アランの携帯が鳴り、アランは仕事の応対をします。
次第にペネロピ手作りのお菓子に話から、
けがをさせたザッカリーの罪の意識の話になってきます。
ふた組の夫婦子育ての違いどころか、夫婦間の考え方の違いが明らかになってくるのです。
そして、気分が悪くなったナンシーが、テーブルの上に吐き散らしてしまったから、もう大変!!

****************************************
場面はロングストリート邸と、外に廊下だけ。
アカデミー賞俳優陣の真剣なけんかで、誰も負けていません。
ラストのオチが最高でございます。

原題は『Carnage』。
意味は「大虐殺、修羅(場)」。
邦題は素晴らしいです。

ペネロピとマイケルの自宅と外のエレベータ付近のみの、
ほぼシチュエーション映画です。

アカデミー賞では、

ペネロピ:ジョディ・フォスター
・「告発の行方」(1989)/主演女優賞受賞
・「羊たちの沈黙」(1991)/主演女優賞受賞
・「タクシードライバー」(1976)/助演女優賞ノミネート
・「ネル」(1994)/主演女優賞ノミネート
(この映画では、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート)

ナンシー:ケイト・ウィンスレット
・「愛を読むひと」(2008)/主演女優賞受賞
・「いつか晴れた日に」(1995)//助演女優賞ノミネート
・「タイタニック」(1997)/主演女優賞ノミネート
・「アイリス」(2001)/助演女優賞ノミネート
・「エターナル・サンシャイン」(2004)/主演女優賞ノミネート
・「リトル・チルドレン」(2006)/主演女優賞ノミネート
・「スティーブ・ジョブズ」(2015)/助演女優賞ノミネート

アラン:クリストフ・ヴァルツ
・「イングロリアス・バスターズ」(2009)/助演男優賞受賞
・「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012)/助演男優賞受賞

マイケル:ジョン・C・ライリー
・「シカゴ」(2003)/助演男優賞ノミネート




こんなジャケットが!!( ゚^∀^゚)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kumaneko48)
2023-11-20 07:31:01
絶対面白いやつですね。
観ねば!
返信する
おはようございます (kumaneko48さんへ)
2023-11-21 06:14:44
おすすめで~~す 
楽しんでくださいね
返信する

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