ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ライフ・イズ・ビューティフル」

2022年11月16日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1999年公開のイタリア映画の紹介です

監督・脚本・主演は、ロベルト・ベニーニ。
ホロコーストがテーマですが、ユダヤ人の家族の絆を描く名作、イタリアのドラマ映画です。
他出演は、ニコレッタ・ブラスキ、ホルスト・ブッフホルツ。



ユダヤ系イタリア人のグイドは、北イタリアの田舎町にやってきます。
グイドは書店を開くために頑張り、毎日を明るく過ごしていました。
そして、美しいドーラに出会い、結婚し、息子・ジョズエをさずかるのです。
しかし第二次世界大戦が始まり、ムッソリーニはイタリアでもユダヤ人を迫害し始めます。
ドーラの留守に、グイドと幼いジョズエは強制収容所に連行されてしまいました。
収容所の中でグイドは、母がいなくて寂しがるジョズエに話します。
「これはゲームだ、いい子にしていれば点数がたまり、大好きな戦車に乗って家に帰れる」
間もなく、子供たちにシャワー室に行くよう命令が下されます。
ガス室を意味していると知らないグイドは、シャワー室に行くようジョズエに言うのでした・・

*********************************
この映画は、感動するお薦め映画の、常に上位にある作品です。

カンヌ国際映画祭で、審査員グランプリを受賞しています。アカデミー賞では、「主演男優賞/ロベルト・ベニーニ」「作曲賞」「外国語映画賞」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「編集賞」のノミネートがあります。

ロベルト・ベニーニは、イタリアの俳優、映画監督、コメディアンです。
受賞したアカデミー主演男優賞では、英語以外の言葉を話す俳優として初めてのようです。
「コーヒー&シガレッツ」(2005)、「ローマでアモーレ」(2013)などの出演があります。

作品タイトルは、ロシアの革命家トロツキーがスターリンの暗殺者に脅えながら残した、
「人生は美しい」
という言葉にちなんでいるようです。
ベニーニは、
「どんな状況下でも、人生は生きるに値するほど美しい」
という信念に感銘を受け、物語を着想したんですね。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ピエリナ)
2022-11-16 17:31:25
こんばんは🤗

この映画は本当に素晴らしかったですね。
私も忘れられない一作です。
返信する
おはようございます (ピエリナさんへ)
2022-11-17 08:56:06
本当にいい映画でした 
映画を観ない時期だったようでして、
ブログ始めてからきちんと観ました
公開の頃と感じ方が違うかなと思いましたが、
文句なく感動しました
返信する

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