「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

2024年6月公開の映画の紹介です

監督は、アレクサンダー・ペイン。
批評家高評価の、ジーンとくるドラマ映画です。
主演・出演は、ポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ、
キャリー・プレストン、ブレディ・へプナー。

(あらすじ)
1970年12月クリスマス時期。、寄宿制のバートン校。
古代史の教師・ハナムは校長に呼ばれ、議員の息子を落第させたため休暇中の居残りを頼まれてしまいました。
休暇が始まり、学校にはハナムとアンガス、クンツ他3名の生徒と、料理長のメアリーが残りました。
ハナムは、普段の生活を守るよう厳しくし、生徒たちは不満だらけでした。
すると生徒の一人の父親がヘリで現れスキー旅行に連れていくと言い、
親と連絡が取れないアンガス以外の生徒たちは喜びながら乗り込みました。
数日３人で過ごすうち、アンガスはボストンに行きたいと話し、

『社会授業』の名目でハナムは車を出しました。
あちこち回る中、アンガスにはある目的があったのです・・・

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観始めはいけ好かないキャストばかりでウンザリでしたが、
後半のボストン行きの車ではガラッと見方が変わるから不思議です。
殆どの若い俳優さんの詳細がわかりませんが、

アンガス役のダヴァイン・ジョイ・ランドルフは応援したい役者さんでしたね。

この映画はアカデミー賞で、「助演女優賞/ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ」を受賞、
「作品賞」「主演男優賞/ポール・ジアマッティ」「脚本賞」「編集賞」のノミネートがあります。

原題も『The Holdovers』。
「残留者、遺物、繰り越し」などという意味のようです。

ハナム役のポール・ジアマッティは、大昔から脇役を観ていました。
主演は珍しいと思いましたら、
「サイドウェイ」(2004)でニューヨーク映画批評家協会賞/主演男優賞、
「バーニーズ・バージョン ローマと共に」(2010)でゴールデングローブ賞/主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) など受賞してました。

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